スキー: 2013年1月アーカイブ

昨日のナイターゲートはCB。
いつもより30分早く集合し、18時にはゲートをセットし終えたのには理由がある。
川村コーチが、エコーバレーの社長と打ち合わせをする日程が、SRJCの練習と
被ったからだ。
それでも、選手の為にとゲートをセットするだけの時間を割いてくれた。

打ち合わせの内容は、エコーバレーでの練習環境の向上のための、
スキー場への様々なお願いごとが中心だったようだが、
「この際だから、言いたいこと全部言っちゃいましたよ」 という、いつもの調子だったので、
結果が凄く心配だったけど、取りあえず良い方向に向かいそうで一安心。

スキー場もコスト削減や顧客の誘致のためのイベントや割引、
他との差別化など、限られたリソースの中で生き残りを強いられている。

レーシングの練習は、他のスキーヤーとの衝突などを考慮して、
セパレートされた限定エリアで行われる事が多いが、
限られたバーンを、一部のレーサーの為に与えるだけのコストメリットが
見いだせるかどうかがいつも付きまとってしまう。
しかし単にそこだけに捕らわれて考えてしまわず、(目先の利益優先だけでなく)
将来性や地域と共に共存する意識、
そのスキー場ならではの特徴を前面に出した経営が必要だといつも思う。
今、盛んに行われている、何たら無料とか、何たら割引などの消耗戦でなく、
利用者の目線に立ち、原点からサービスを考える時期が既に来ていると思う。

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さて、その筋の経営をした事も無いのに偉そうなことは言えませんが、

昨日の練習のCBのゲートの難易度は、いつもより若干緩め。
多分、川村コーチが不在になるので、選手が滑った後の修正等が無いように
リスクを減らしたセットだったのだと思う。

案の定、1本目のフルアタックから、「今日は調子いい。逆手もバンバン行ける。」との感想。
しかし、セットはCB。
Rの小さなスキーで鋭くエグられる場所は、段々ボブスレーのコースのようになり、
GSパートは、相当のスピードで、掘れに対し縦にスキーを入れる勇気が求められた。

CIMG2206.jpg

スキーを横にして通り過ぎれば、何の問題も無いのだけれど、
中斜面からのGSパートでスピードに載ったままこの溝に縦にスキーを入れれば、
この先の急斜面で振ってあるGSセットは、ピンポールゲームの弾かれた玉のように、
身体を対応させなければならない。

「はいれー」 と叫ぶ一人の保護者の声は、選手たちには届いているのかどうか。
「入れるなら入っているよ」 が本音だろう。

しかし、練習だから失敗出来るのだし、
失敗するから考え、失敗するから身体も覚えていく。
チャレンジする事からしか得られないものたちだ。

練習が終わってからのフリー2本は、突っ込んで行った選手たちだけは、
いつものフリーとは異なったはず。
スキーの返りも走りも、自分の想定内のレベルが高まったはずだ。




良い天気ですが、週末は崩れる予報。

DSCN7157.jpg

CBという種目で、栂池開催だと、バーン・コンディションが気になる所。
昨年の大会でも、インスペクションと前走が出ただけで、ゲート下は掘れていた。
しかも、今年は前日に南岸低気圧が接近し気温が上昇するらしい。

まあ、そんなバーン状態も含めてCBはテクニックが要求される種目なので、
これはこれで良しとしよう。

最近のSRJCのゲートセットは、エグいのが普通になってしまっているけど、
先日のCBのセットは凄かった。

元々斜面変化が激しいコースだけど、そこに種目の変化を入れるから、
選手達はもう大変。

中斜面のGSセットでスピードに乗ったまま、振り幅の少ないSLに突っ込ませ、
その先のGSは急斜面に落として振ってあった。

誰もまともに入れない。
きっと、腹筋は捻じ切られるような力が掛かっていたはず。

ここを、まるでサーカスの猿のように、滑りぬけて行く一生。
いやー、ホンと凄い滑り見せてもらいました。
あの身のこなし。スキーだけじゃ身につかないな。やっぱ。 
・・・体操やらせるか?

これを見聞きして、俄然SL系の練習に力が入るマハル。
スザマじいセットと、それを攻略する(ゲームじゃないけど)身近な選手の存在。

県内外の選手達のパフォーマンスも聞こえてくるけど、
そんな事、幾ら気にしたって自分はちっとも上手くならないのだし、
何のプラスにもならないのだから、

今、この時のセットに集中して、失敗を恐れずチャレンジチャレンジ。
それでしか、1歩上には登れないのだからね。

今日もCB。


ただ、この種目、前述したように、身体に掛かる負担も相当大きいようだ。
スピードが乗った状態で、空中で外足を切り替え、短いエッジングでゲート間を
滑走した時に掛かる体幹部分への負担のケアを考慮しよう。

雪に埋まったスラックラインを掘り返すか。
DSCN7146.jpg

45歳代最後のマスターズ。
昨年に続いて2年目の参加。

参加目的を敢えて言えば、
1.選手と同じ目線でコーチングをするため
2.娘や息子との共通の話題を持つこと
3.アスリートでありたい

特に、1.については、サッカー等のチームスポーツと異なり、
自分との戦いがその多くをウエイトをしめる個人スポーツであるが故、
圧し掛かるプレッシャーや緊張感、コンディション管理から道具の用意まで、
それなりの大会に参加した者でないと感じ、学べない事の共有。

ここが解らない立場で、幾らアドバイスをしても、
核心の部分には踏み込んで行けないと思う。

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ともあれ、仕事のトラブルで一時は出場を断念しかけた大会に出れたことは、
まずは良かった。

今日の木島平は大会週間で一番良い天気だったんじゃないかな。
DSCN7140.jpg

北信では、それなりの冷え込みになったらしく、千曲川からの朝霧で町は雲海の下。
大会週間中、丁寧なバーン作りで、最後まで大きな怪我もなく終えられた事に、
感謝したいと思います。

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前もって行われた60歳代までのレースでは
先日無くなった児玉さんのスタートがシグナルとスターコールで見送られた。
ご冥福をお祈りします。

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さて、今日のスキーはOGASAKA。
本当はVOLKLを履きたかったんだけど、縦への走りが今ひとつコントロール出来ないのと、
「怪我をしない事」 が、やっぱり一番大事と思い選択した。

コースは、スタートから3旗門目がスルー。
廊下の先の出口はやっぱり振ってあり、緩斜面への入り口にもスルー。
「廊下の出口で、きちっと前に乗ってトップから雪面を捕まえ、ラインを高く保つこと」
これがインスペクションのまとめ。


それにしてもマスターズは参加者が多い。
私の番号の後ろには20人程度が参加しているが、私は49歳で188番。
皆頑張る。負けてられないと思った。
やっぱスキーは長野の文化だ!
CA3A0216.jpg
OGASAKAユーザーだけの特権である、サービスを受け、
2012-13マスターズ県予選スタート。
スタートのストック受けに先端がはまり、いきなりバランスを崩すが、
持ち直して急斜面を度胸一発縦に踏む。

「行ける」 スピードは予想通り。
内傾角は深く無いだろうが、鍛えてきた体幹はエッジからのGを確実に受け止め、
スキーは2本のエッジで次のゲートへの狙ったラインをトレースし続けた。

廊下の出口。 ここで、もう一度前に乗りトップを掛ける!
狙ったとおり、ラインは一段高く、余裕を持ってゲートを迎えられる。
スルー。ここも出口でラインを高く保つ。
緩斜面。 ゴール前最後のうねりで、ゴールが見えず戸惑ってクローチングを崩したが問題ない。
ゴール。

あー気持ちよかった。 ・・・って事は、やはり、タイムは伸びなかった。
簡単にラインが上げ下げ出来るOGASAKAだけど、
今日のセットは、VOLKLで良かったかな。
余りに、縦に行くVOLKLを乗りこなす為に、
トップに掛ける意識が強すぎ、OGASAKAだと板の走りが出なかったのだと思う。


でも、気持ちよかったし、完走したし。去年より順位上がったし、
ラップの選手とのタイム差も縮んだし。
なにより、怪我が無く終わったから。オーケー。

さて、残りのシーズンは、マハルのサポートに専念しよ。
最初で最後の長野県国体予選。
出ました。

「木島平は緩斜面だから、絶対この板の方が良いですよ」 という旅人君。
しかし、エコーでのポール練習では、全く縦に踏めなかった。
ちょっとでも後ろに掛かったまま縦に踏むと、
「あたしゃ、こっち行くよ!」 と、全く思った通りのラインに入ってくれない。

それが、今日の練習ポールで開眼。
現役レーサーを暫く離れていたので忘れていた小技を思いついた。
<山側のスキーをシュテムする意識で親指を踏む>
こうすることで、スタート直後のターン始動に違和感が無くなり、
常にトップの捕えが先行する滑りが出来た。

おっしゃー これで行ける。


インスペクション前に、正一さんや、中学の先輩と挨拶し、
予定通り "全力インスペクション"

コースは、最初が急斜面で3双旗。そのまま廊下に入って直ぐにスルー。
こからクローチングで数双旗。
廊下の先は中斜面で、廊下出口の先のゲートへの入り方を確認。
中斜面に入って直ぐにスルー。
「廊下の出方を失敗してもスルーで戻せる」 
(実はそう思ったのが間違い。スルーの先が振ってあった。)

そして長い緩斜面の先にゴール。 ラップタイムは50秒程度。
コースの難易度は低いけど、雪面の状態が独特で違和感がある。
北信の噛む雪が妙にパックされ、ゲート脇は、ゴロタ虫が転がる。

廊下の写真。
DSCN7136.jpg

自身初の国体予選、成年C組。 スタート。
最初の斜面は問題なく通過。
スキーも良く滑って、廊下でクローチング。
・・・ここで、後ろに乗った。「あたしゃ、こっち行くもんね」 とスキーが縦に行く。
ラインが落ちる。  やば。
りかばって、中斜面に入る。
入り方は問題ない。
スルー。
ここの先がめちゃくちゃ。

スルーで取り戻したのは、欲しくない縦へのラインだった。
「あたしゃ、縦に行くもんね」

次から始まる緩斜面への繋ぎのオープンゲートが詰まる詰まる。
2度、アウトポールに向かってしまって、大失速。

明らかに足りないゴール前のスピード。・・・ラップから9秒遅れ。
あーあ。正一さんに5秒以内で入りたかったな。



でも、出れて良かった。怪我無くて良かった。楽しかった。
やっぱスキーはGS。
明日は、マスターズ。もっと良い滑りをしようっと。

国体予選って、R27、185cm以上なんですって。
よって、レギュレーション違反で失格です。
だって、R23しか持ってない。

我ながらひどい準備だなー。ここまで来てね。
誰も教えてくれなかったし。

それでも、エントリしてあるんだし、ゼッケンも貰ったんだから、
インスペクションは入ってセットは見よう。

全部の組の最後の成年C組の最後の方だから、
後走としての扱いでいいから、滑らせてもらおうかな。

ネットで、レギュレーション確認したら、来シーズンはR35mだって~。
無理無理。そんな板買わないし。

マスターズで続けよう。
でも一応マスターズも27mなんですよね。推奨ですけど。


悔しいから、ゼッケン着て写真は撮りました。

DSCN7134.jpg

あーあ。

初参加の野麦シリーズ戦。
Japan-Cupに出る為には、何処かのナスターの大会でポイントを取って置く必要がある。
しかし最近ちょっと調子が悪くて、

「大会どうでもいい、Japan-Cupなんて出たくない」 だった。

でも、調子を悪くしている原因は判っているし、いずれ調子が戻った時に
ポイントが無くて出走順位が遅いのでは苗場では致命的なので、
だましだまし連れて行こうと思っていた。

私自身がシステムトラブルと徹夜の連続で、帯同が微妙だったので、
かみさんに運転と気持ちのケアもお願いした。

でも、土曜日の練習で吹っ切れたようだった。
コーチから言われた言葉が、全部的を得ていたらしく、
「まっちゃの気持ち全部知ってた」 となり、元気よく大会に望めた。

しかし、気持ちは吹っ切れても、感覚が戻らない。
スタート前のアップはいつも以上に集中し、無線の問いかけにも殆ど反応しない。
インスペクション後、「簡単なセット」 と言い、スタートに備える。

1本目結果は1位。でも本人は納得しない。
「スルーの後落とされた。 最後も振ってあって危なかった」
そして、
「1本でいいのに、なんで2本なの」 と消極的。

やはり、調子は戻っていないようだ。

2本目。
スタートから3旗門目をずらして入る。外側が狭くて気持ちで引けるゲートだ。
あれ、ずらしやがった。 と思った。

しかし、ゴールに行ってみれば、本人やたら陽気。
2位に2秒近く付けてある。40秒そこそこのコースだから2秒は圧倒的だろう。

「おまえ、3旗門目ずらしたろ」

「うん、だってその先が振ってあったし、前走も振って入ってたよ」
「それに最初の斜面のゲート数1つ多かったでしょ」
「2本目は全体的に結構振ってあった」

「・・・・・。」   もう、インスペクションも私よりマハルのほうが全然上だ。

実際のリザルトをみると、1本目21旗門、2本目25旗門。 

やはりコイツは難しいセットになると強い。
とても満足そうに、「海くんに勝てるかな」 と男子を気にしている。
その海くんは0.04秒上回って、2本目コースラップ。 
やはり彼は上手いし速い。

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やはり大事なのは、普段のゲートが如何に難しいか なんだな。
インスペクションの精度も半端じゃ通用しない。

どうやら、復調の兆しが見えてきた楽しい大会となった。
南牧のコーチの皆さんとも挨拶を交わすことが出来て、
こちらも大きな収穫だった。
長野県中南部の言い方らしいが、
南岸を低気圧が発達して通過する際に、寒気の張り出しにより、
本来雪があまり降らない地域に大雪をもたらす事。 

この上雪により、月曜日(14日)は40cm程度の積雪となった。
湿った雪で40cm積もったので、ゲート練習の雪の厚みの薄い部分にも
均等に厚みが加わり、これでよっぽど暖気が居座らなければ、
今シーズンは問題なく練習出来ると思う。

上雪後、一発目のナイターは、エコーの貸切SL。
第5リフト上部からのぼっこぼこの雪をフリーで滑り降り、
第8リフト降り場から一番下までのSL。

斜面的に、全中予選の木島平のバーンに近いものとなり、
上雪のお陰でゲート脇はばっちり掘れてボブスレーのコースのようだ。
大会に向け、硬い雪からの違和感も払拭できる良いシチュエーションとなった。

DSCN7110.jpg

最初は、柔らかい雪なので、ターン前半にきちんと捕らえる練習と、
しっかり溝が出来てからは、この掘れにスキーを入れて、
送り出されるスキーに遅れないようにポジションをキープする練習。

VOLKLのGSに慣れるために、
第5の一番上から、ショートターンで降りて来て、
重みと長さに物を言わせて、掘れた壁を崩すデラ。

躍動感溢れる選手たちの滑りと
マイナス10度の冷え込みも加わり、

熱い氷点下 のエコー貸切ナイター一発目となった。
3連休はエコーサンライズでのGSトレーニングに2日連続で参加。(私と真晴)
最終日はどんど焼きの準備と大雪でOFF(の予定)

しかし、川村コーチのセットはきつい。
参加した選手に、気持ちよく滑ってもらって、また来て貰おうなんて
商業的な考えをするような人じゃない。

ジュニアの選手たちだって、少しでも腰が引け、後ろに乗ったら即コースアウト。
ズラして安パイに行ったら、「担いで登れ!」 である。

真晴自身2日間の完走率は50%位だろうか。
速い捕えと、短いエッジングで行ってぴったりの場所に次のゲートがあるようになっている。

こんな、セットに、五十路の親父が入るもんだからもう大変。
1日目は、先日旅人君に貰った183R23+ピストンプレートで挑むが、
一度も1旗門目から板を踏めない。
スキー前半に乗ろうと思っている間に次のゲートが来てしまう。
とにかく前に乗らないとだめ。
少しでも後ろに掛かれば、私の通常のアジリティーの限界を超えた
スキーの縦への速さが襲ってくる。
もともと前半振るようなテクニックは持ち合わせていない。
私はフルカービング命 なのだ。

翌日は、OGASAKAを持ち出す。
「OGASAKAだけ持て来たの?VOLKLは?」
「だらしないな」・・・。
何と言われようと、ゲートにきちんと入れなければ自分の滑りにならないからね。
今日はOGASAKA。

思った通り、OGASAKAは縦に押し出されない分、次のゲートへの余裕が生まれる。
しかし、それでも、このゲート間と振り幅には、自分の今の限界を超える滑りをしないと
数旗門先でラインが詰まって破たんする。 この連続。

滑った後に、悔しさと情けなさと、もっとやれるはずだったよな しか残らないのは
どうなの。

でも、これが、アルペンサポートなのかな。
本当に強くするためには、この立ち位置を下げてはダメなのだろう。

いつもの練習に比べたら、大会のコースは簡単に思えるらしいから
コーチの狙いは正しいのだろう。
CIMG2193.jpg

ただ、私の調整は、どうなのー。
来週からのナイター練習で地味に調整するしかないかな。
多分、このゲートに入っておけば、木島は簡単だよ。 って思いこむしかない。
硬く締まった雪面と、緩斜面~中斜面~捻じれ~急斜面~緩斜面と
次々と訪れる斜面変化に30ゲートのGSセット。

ここまでは、いつものSRJCのトレーニングバーンだが、昨夜のセットは一味違った。

中斜面に入る所と、常設スノーマシンを廻り込むカチカチの右足外足ターンの先の
急斜面に選手を誘い込むスルーゲート2発。

CIMG2204.jpg

内手を引きずるまで深くなった内傾角で、
エッジ数ミリで捕えた雪面に自重の数倍のGを受け止め、
短いエッジングで次のゲートにすっ飛んで行く。

更に斜面の変わり目は、ラトラックが残した境目の段差でプレジャンプしながら
スルーゲートに突っ込んでいく。

コーチ陣も、そのエキサイティングなビューポイントを離れない。


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写真は、20名近い選手が、10本程度滑った後の雪面状態。
デラはまったく必要なく、外側に飛ばされた細かい削れ雪を押し出す程度。

常設の降雪機を廻り込む右足外足が磨かれ、エッジが効かなくなる。
しかしダブルデッキのATOMICだけは、雪面を捕えていた。
スキーの性能の限界まで追い込む芸術的なセットだった。

ずっと見ていたかったけど、時間が来て撤収。
こんな練習してたら上手くなるわな  そりゃ。



今年最初のナイタートレーニングはSLだった。
雪の厚さは、一番薄いところで15cm位。

最初斜め刺しでセットしたが、
ここが急斜面の入り口で、斜面変化と斜め刺しの違和感が重なって
余り宜しくないので、ブラシを信じて通常セット。

今シーズンから本格的に逆手に取り組み始めたマハルだが、
順手でのスキーの走りをそのままに、急斜面で逆手を使うのに対応できていない。
どうしても、叩きに行ってしまい、外足の加重が減るのでスキーのタワミが導き出せない。

単純に考えれば、順手のラインを肩幅分内側に寄せれば必然的に逆手になるのだろうけど、
そんな単純な事では無いのだろうな。
なにしろ、私自身SLは固定ポールの時代に便所スリッパを順手の部分に取り付けて
滑った事しか経験が無いので何もアドバイスが出来ないのだ。

上手くいかないのが悔しくてしょうがないらしく、
冬休みの宿題が終わっていない(未だ書初めやってない)のに、
休みの最終日も、エコーのSLトレーニングに行った。
サンライズの綺麗な一枚バーンでしっかり練習したようだが、
川村さん曰く「マハル苦戦してますよ。」 

っはっは。

逆手は、スキーのテクニックとは、ある意味違った側面を持つので、
この習得には、夏のグラススキーやインラインが効果的なのだろう。

まー1日や2日練習しただけで出来るようになったらコーチもあがったり だと思うので、
あと1ケ月じっくり練習すればいいさ。
これが出来るようになった時の滑りを早く観たいな。

DSCN7108.jpg

さて、このフラッグは、今日、川村コーチからSRJCに贈られたもの。

今まで使っていたフラッグは、クラブの器用な保護者の手作りだったけど、
伸縮性が無かったので、選手のアタックで、破れたり、強い衝撃になったりしていたが、
今年、アルペンサポートでフラッグ新調したので、そのお下がりを頂いたのだ。
川村さん、ありがとうございます。
ついでに、スクールで行方不明になったドリル刃もお貸し頂いて、
これも、なし崩し的に貰ってしまおうかなと思っています。  ・・・うそ。

そこそこ締まった北部の雪。
慣れない雪への対応を考え、コルチナでのチーム合宿を経由して臨んだ。

ボード番号1番で、ドロー結果1番。 今季SANシリーズ戦の一番スタートを引き当てる。
案の定、緊張の連続で前の晩から寝つきが悪い。 っはっは。
以前教えたイメージングの実施を伝えれば、既に何度もゴールしていると言う。
っはっは。

しかし、これも良い経験。
実際後ろから追いかけられる立場で他の選手たちの状況を幾ら考えた所で、
自分の技術が上がる筈もなく、良い準備に対する妨げにしかならない。

当日は雪の予報が、なんとか青空を望める天候。
しかし、冷え込みは小さく、雪の締まり具合も程々。

CIMG2192.jpg
今年も、スタートまでの準備はインぺも含めて全て一人で行わせる。
コースは斜面変化は多いが、それより緩い雪面の方が問題。
スタート直後最初の斜面で4旗門目の入り方で意見が一致。
「緩斜面への繋ぎで、5旗門目のインターバルが短いので上から巻く」

真晴1番スタート。
緊張からか、いつもの動きと柔らかさが無い。
やはり、難しい状況なのだなと思った。

大会のアナウンスで2番スタートの選手にあっけなく負ける。
明らかに、板を縦にして行くライン取り。
上体を被せて、ターン後半後ろに乗って送り出す独特の滑りは、
将来につながるものでは無く、今の勝利の為のものだと解っていっても、
この滑りやラインどりから学ぶ事も多い。


次回以降に繋がるシード順位の確保と、1番スタートの緊張感から来る様々な影響。
追い上げる5年生や、新たな6年生の出場等、
今年も楽しめるシリーズ戦になりそうだ。


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SRJCも、岳志が6番に入り、ジュニオリに向け順調な滑り出しだ。
今年は一緒にかもい岳に行こう!
CA3A0214001.jpg

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