硬く締まった雪面と、緩斜面~中斜面~捻じれ~急斜面~緩斜面と
次々と訪れる斜面変化に30ゲートのGSセット。
ここまでは、いつものSRJCのトレーニングバーンだが、昨夜のセットは一味違った。
中斜面に入る所と、常設スノーマシンを廻り込むカチカチの右足外足ターンの先の
急斜面に選手を誘い込むスルーゲート2発。
内手を引きずるまで深くなった内傾角で、
エッジ数ミリで捕えた雪面に自重の数倍のGを受け止め、
短いエッジングで次のゲートにすっ飛んで行く。
更に斜面の変わり目は、ラトラックが残した境目の段差でプレジャンプしながら
スルーゲートに突っ込んでいく。
コーチ陣も、そのエキサイティングなビューポイントを離れない。
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写真は、20名近い選手が、10本程度滑った後の雪面状態。
デラはまったく必要なく、外側に飛ばされた細かい削れ雪を押し出す程度。
常設の降雪機を廻り込む右足外足が磨かれ、エッジが効かなくなる。
しかしダブルデッキのATOMICだけは、雪面を捕えていた。
スキーの性能の限界まで追い込む芸術的なセットだった。
ずっと見ていたかったけど、時間が来て撤収。
こんな練習してたら上手くなるわな そりゃ。
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