2013年10月アーカイブ

朝の気温が氷点下となった10月最後のオフトレ。

既に4回目の参加者に加え、今年最初の参加の選手も数名。

しかし、
選手やそれぞれの家庭にも事情があり、
シーズン前の限られた時間でも焦らずに一人一人声を掛け、
時間を掛けてコーチングする事で、
間違いなく個々のシーズンに向けた準備は出来上がっていく。

ボランティアで行っているコーチであっても、
接している選手の未来に手抜きは出来ないと思う気持ちが、
疲れや寒さに打ち勝てる間は、努力を続けたいと思う。

11月の寒さが、直ぐそこに感じられるグレステンスキー場。
夕方のゲート練習は、初心者の団体で台無しになってしまったけれど、
複数回の参加者は、冬に向けた様々な確認事項を
一つ一つ確かめる滑りの繰り返しを行う。

自分にストイックに成れって言っても解る年代ではなく、
退屈を感じさせないメニューの繰り出しと、褒める事を第一にした
コーチングを繰り返す。


芝生エリアでのトレーニングでは、
最近お気に入りで洗練されてきた感のある、
体幹を意識したSAQに夢中になる選手たち。

スキーの形や、滑走を意識しすぎる陸トレは、
この年代の選手たちには、あまり面白みの無い、
コーチの独りよがり的な物に感じ始め、

多くの運動に共通し、皆が楽しんで出来るメニューを
大切にしていこうと思う。

DSCN7623.jpg

来週もガンバロー。


信濃町からの4人のメンバーと白馬、蓼科の選手、計6名での合宿が終了。
初日は、信濃町から茅野迄120Kmを自転車移動。
朝6:30に出発し、最後の難関大門峠を超え、
北山に来た段階で日没により車回収。

「もう、自転車見たくない」 そりゃーそうだろう。

翌日からはグレステン+SAQ+サッカー。
グレステンは全員がそれなりの実績のある選手でもある事から、
気負って内傾角を強くしすぎて転倒する事を未然に防ぐため、
時間を掛けてグレステンの特徴を説明してから滑走開始。

初日の夕方には、ゲートトレーニングまで難無くこなせるまでに上達した。
素の運動能力と対応力、理解力の高さを感じる。

<初日ゲート>
Syun  
Wendy  

SAQは、
まずは、体幹。 静的、動的 両方のメニューを高校生から小学6年生までの
ばらつきのある身体の育成状態に合わせて実施。
ただ、普通の選手より明らかに筋力があるので、
いつもよりかなり長めの時間を設定。

ラダーを使った動的体幹では、傾斜で負荷を上げる。
DSCN7575.jpg

14時頃の写真でも、影の出来方が秋の深まりを感じさせ、
トレーニングも暑さを気にせずに行える時期になった。

夏場のトレーニングにありがちな、前後の筋力に集中しがちな傾向を、
横方向の移動からのStopStartを多く取り入れ、スキーの横への踏ん張りに
絶えられるメニューを多く取り入れる。

中でも、ミラードリルと、横移動ボールキャッチは、
今回一番エグイメニュー。
DSCN7614.jpg

ミーラードリルは、15秒×4を2セット。
横移動ボールキャッチは、ミラードリルの後に、一人10回×3.
最後の最後にきちんと相手の動きに併せる事や、最高に疲れた状態で、
ボールをキャッチする動作で、「疲労時の精度向上」 を目指した。

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ともかく、何やるにしても、賑やかで、楽しくて、
でもきちんとする所は、きちんと出来る。

コーチしていて、もっとしてあげたくなる最高な連中。

南信のトレーニングの拠点が必要かどうかは疑問ですが、
夏に伺った時の取り組みに共感して、実行に移した今回の試みを、
可能ならもっと広げて行きたいと思った。

DSCN7567.jpg

週末の3連休は、蓼科合宿です。

初夏に、信濃町に呼んでもらったトレーニングの蓼科版です。
原村自然文化園を使ってグレステン+SAQの合宿を行います。
最終日はSRJCメンバーも合同です。

コーチは私。
スキーのコーチ資格はありませんが^^; 
サッカーのコーチ資格と指導経験を生かして、
シーズン前の体作りを各年齢層に合った形で行えると思います。

こんなんやりたい人どうぞ。 (斜面でのボール乗り)
DSCN7553.jpg

当日、声を掛けてもらっても大丈夫ですが、
できれば事前に連絡くれるとありがたいです。


10月一杯の日曜日、2013-14シーズンの雪上までの2ケ月間、
昨年に続いてグレステン+SAQトレーニングを組んだ。
初日の参加者は、色んな行事が重なり、3名+新人1名(小学校1年生)で実施。


グレステンは、グランジャーをズレの大きなもので終日練習。
スピードよりも、ターンの回数の増加で、ポジションの変化や、
遠心力を何度も感じられる事を優先させた。
来週以降もアルペンタイプに拘らず、選手個々の状況にあった選択をしていきたい。

今日の練習は、
SAQもグレステンも、ポイントは軸の意識。
体軸、回転軸あたりが意識出来るように時間を掛けて説明する。


雪上ではなかなか行えないが、頭で理解し、それぞれがイメージを持って
練習に取り組む事の重要性を伝えて行きたいと思う。


常に行うべき、外肩を上げない事や、上体の谷向きキープ、谷足加重等は、
意識せずに、自然と行えるように染込ませたいと思う。

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