スキー: 2011年1月アーカイブ

エコーバレーで今年初めて行われるナスターレース。
予定通り、優勝することが出来た。

サンライズコースってのは何処にあるのか?ゲレンデマップから
探しても、そこに辿りつくのにどのリフトを乗り継げばよいのか?
始めての開催は、主催者側だけでなく、参加者も戸惑うことが多い。

大会バーンは、エコーの一番上。今年一番の冷え込みので、スタート地点の気温は
マイナス20度近いか。雪温はマイナス12度。

予定通りの優勝と書いたのは、今後の大会に向けて弾みを付けたいという事と、
参加者のレベルが低いだろうと言う予想。
あとは、練習している環境に近い硬いバーンであることから、本来の滑りをすれば
そうそう負けることは無いだろうという事。

ポールセットは、川村さんなので、慣れているという事もあるのだろうが、
斜面が、12月のロシニョールと1月の大会が開催された菅平のバーンに似ていて、
最初が急斜面で、中盤から後半が緩斜面になる、「上部のスピードを後半に繋げる」事が
重要なセット。

実際、上部のポールに果敢に挑んで行った選手のみが、上位に入ることが出来ていた。

マハルは、クラスでは最後の方からのスタート。
しかし、バーンは硬く殆ど荒れてこない。

スタートの漕ぎはいつものに加えて、オニヤンマ風の、しゃがみ漕ぎもマスターしたようだ。
全てのターンを、早めに捕らえ後半の板の走りを次に繋げる事が出来ていた。
内傾角も深く、いつものマハルの滑りだ。

副賞として、フィッシャーのバッグを貰いました。ありがとうございます。


WAXが驚いた。
モリ生塗り+フロロ+赤だが、スタートWAX(スピードブロック+スピードフィニッシュ)
を塗る前の方が滑った。きっと、マイクロフィニッシュスチールブラシの効果だと思う。
雪温もかなり低かった事もあるかもしれない。

この勢いで、栂池のCBも攻めていく!

野沢の雪に苦しめられ、これを克服するきっかけとなる大会となった。

重く湿った雪が、人口雪に慣れた選手を苦しめる。
課題となるのは、
・斜面変化ではなく、雪面変化に対応する能力
・ズレる時、ズラす時のスキーの挙動の違いの克服(慣れ?)

人口雪では、安定した雪面状況が続くのに対し、湿った雪は、数センチ単位で状況が変わる。
慣れていないと安心してスキーに乗り込めない。

リニアにズレずに、一気にズレる。ダッダッダッ とズレる。

これらに対応する能力は、どうやってトレーニングするのか?
湿った雪対応の特別なトレーニングがあるのか?

・・・・・

結局、慣れて行くしかないと思う。
アップバーンがボコボコだから、思うように調整出来ずに焦れるマハル。
「大会バーンは整備されているから大丈夫だよ」と言っても、足元の感覚(違和感)が、
自信を奪っていく。

2日目のGSLのスタート。いつもなら、ビデオ撮影のため、スタートハウスに入った所で離れるのだが、
今日は、「スタートまでコーチングして!」との要望に対応した。


・・・・・

NHK杯兼長野県小学生選手権1-4年女子。マハル 4番スタート!
スタートからの漕ぎとスケーティングは、やっと自信を取り戻したのか
いつのもスタイルに戻った。
しかし、動きが硬い。ゲートからも遠く、倒れていない。内足もオネーマン。

滑り始めると、足元の違和感がいつもの滑りの感覚を奪うのだろうう。
まーこんなもんだろう。
トップは、オニヤンマ(3年)と南牧の子。山ノ内の3年生にもコンマで負けていた。


それでも4位入賞で、やっと笑顔が戻った。
「まっちゃ、上固かったでしょ。だから、ゴーグルをちょっと触ったの。そしたら楽になって、
下は凄く簡単だった」

奴が、簡単だったと言う時は、それなりに順位が良い時だ。
どうやら、この雪もなんとか対応する事が出来るようになってきたらしい。
いつもの練習の滑りになれば、優勝も可能なのだから、この大会で吹っ切れたのは大きい。

次のナスターレースで勝ち、はずみをつけて、得意なSL種目である栂池CBを取らせたいと思う。

ps.
ジュニアアルペンのSLは、雪の対応が全く出来なかった上に、なにを狂ったか、
私がSLなのに「谷に伸びろ」などとアドバイスしたもんだから、上体の谷へのキープを忘れ、GSLに
なってしまった。最低なコーチ。

WAXは、ベース赤 滑走は、モリ生塗り+ホワイト+赤 スタートは、SWIXの液体(雪音がー2度だった)

チームのサポート体制で、今回とんでもない物を持ち込んだ人がいたので記録に留めておく。

CIMG2016_2.jpg

昨シーズンの表彰台のイメージが強い状態で、イメージトレーニングを教えた。
自分の成りたい姿を、頭の中でありありと描くことが出来れば、そこに到達するのが
より現実になる。
私が最初にイメージトレーニングに出会ったのは、ノーマンピールと言う人の人間成功の知恵?だったか
その本。私が仕事で独立した時もイメージングの効果が大きかったと思う。
あれから、これをスポーツで実際に行って成功している話を沢山聞いた。
・・・
で、
昨日マハルに練習に向かう車の中で話して理解させた。と思う。

インスペクション終了から、スタートバーを切るまでに、自分がきちんを滑りきる姿をありありと思い浮かべる。
びっくりしたが、彼女はこれが出来たようだ。

昨日はSLの練習だったが、ショートでもロングでも滑りが生き生きと感じられた。
タイムがどうこうではなく、今の学年とフィジカルで出来うる最高の滑りに近づいていると思う。

これで、持ち前のポジショニングの良さと、イメージングという武器を手に入れたマハル。
野沢が楽しみになってきた。

私です。(マハルでなくて良かった。)
珍しく新雪が積もったロイヤルのナイター。練習日じゃないけど、ツインチップを履かせて
BOX、キッカー、コブ斜面。楽しく滑るつもりだったが、2本目で、私がボードの作った、
簡易ジャンプで飛びすぎてバーンに叩きつけられた。新雪でジャンプの深さが浅く見えたのだ。
気がついたときにはゲレンデ上空2m。そのまま肩から落下。診断は肩鎖間接脱臼。
マジックハンド、石井整骨院の出番です。なんとか、野沢のサポートができるように直して
下さい。おねがーいだー。

今シーズンのSAN公認大会初戦。
大雪で前日から駐車の車は、すっぽり雪に覆われていた。
そんな柔らかなバーン状況に対して、2番スタートと申し分ない。
マハル スタート!
これまでの今シーズンの課題である、ライン取りと、スタートの漕ぎはほぼ完璧。
事前確認した場所より前から、組む事ができ、左下がりの緩斜面へ消えていった。
ライバルは5番スタート。
ライン取りはマハルの方が上。スピードも変わりない。(ライバルの板は10cm以上長いのに)
少し守りで行ったかな?

ところが・・・アナウンスから聞こえたタイムは4秒以上の差で負けている・・・。
あの滑りで4秒って???何か下でやったかな?

結果は、4秒どころか、20秒以上のビハインド。(アナウンス聞き間違い。)
ゴールで悔しくて泣いている。
最後の斜面の入り口。切り替えの部分に雪のかたまりがあって、スキーを取られ、
一回転してしまったらしい。「巻いてくればよかった・・・」そういうマハルに。
「巻いたら勝てないよ」「チャレンジし続けよう!」「上の滑りは凄く良かった」
幾ら声を掛けても、泣き止まなかった。自分でも手ごたえがあったから余計悔しいのだろう。
・・・・
でも、そこは小学4年生。ゲレンデ内のケンタッキーに行くと友達に誘われたら、
すっかり元気になった。

・・・・
いつも硬いバーンで練習しているので、こんなシチュエーションも想定していなかった
分けではないが、初戦で経験出来たのはむしろ収穫かもしれない。
野沢も同じ条件だろうが、守りはしない。ライバルが強いから、挑戦者を引っ張りあげて
くれるんだと言う気持ちで、常に挑戦して行く。

「今日、転ぶような気がしたんだ」ぼそっと言った。
次の技を教える時かな。と思った。

WAXは、モリ生塗り、フロロ+ベータ。 スタートはSFスプレー(これ滑るね!)

コンビという種目。今のキッズ・チルドレンにとてもいみのある種目です。
今回初めて、この種目に参加したので、どういうセットになるのか???だったのです。

SLから始まって、GSで終わるのかな~?だったら、最初のSLもGSの板でなんとかこなせれば、
残りのGSLで有利だなー   なんて、本気で考えていました。

しかーし・・・

GSLで5旗門、SLで5旗門、またGSLで5旗門、SLで5旗門、GSLで5旗門、
SLで5旗門、またGSLで5旗門、ゴール

これでは、GSの板ではどうにもなりません。
きちんと、ラインを考え、ずらす要素んも含まれ、その上でラインをつなげる事。

シーズンはじめと言う事もあり、斜面的には簡単だったが、
本来は、このセットに、ジャンプやウネリが入るようです。

これでは、単に、長い板+硬いブーツでは勝てなくなります。
テクニックが求められます。

結果は3位。
トップと0.5秒差。
上位2人は、逆手のテクニックを用いていたので、その差とも言える。
2月の栂池にCBが楽しみ。

2日目はGS×2本。
攻めるラインと、スタート直後の漕ぎがサマニなってきた。
結果4位。
私のWAXがまずくて、1本目を7位と沈ませてしまった。
2本目も急遽の対応だったので、娘はよく追い上げたと思う。

WAXのミスは・・・
気温がマイナス6度に対し、雪温はマイナス10度。
こんなに低いとは思わなかった。

早速、F.Brosで、スタートWAX購入。
やっぱ、ちゃんとやらなきゃだめだね。こんな緩斜面だとスタートWAX重要。

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