2012年1月アーカイブ

大雪の中での開催。
長男のサポートで来てから10年近くになるが、これだけの大雪は初めてだろう。
先週のマスターズでの締まった雪面は何処へ行ったのか。

インスペクションだけでゲート下は片斜面になってしまう。
ゲート下でのエッジングは禁物。


SLは14番スタート。第1グループに入れたのは良いけど、
このコンディションではあまり良い順番では無い。

案の定、全てのゲートがチャレンジングな状況だったようだ。
それでも縦に踏んで板を下に向けていかなければ上位には入れない。

「今日も1本も叩かない!」「全部順手で行く!」

27mmでのナイター練習で、殆どの斜面で叩けるようになったが、
足元が難しいコンディションなら、板の走りを優先した方が良いだろう。

上位の選手の殆どが逆手で出でて行く中、
  「あの子GSの滑りみたい」 の声も聞こえた。

しかし思った通り、スキーの走りは抜群。
後は、掘れに入って走った板でも良い位置に乗り続けられるかだ。

結果6位。まー妥当な順位だろう。
もう少し、フィジカルが増して来るまではスキー操作優先だ。
叩くのが目的の競技では無い。


NHK杯GS
前日より幾分冷え込んだが、この程度でコンディションが良くなるような降雪量では無い。
ただ、スタート順は5番目が貰えた。まずは感謝。
ゲートのセットはカンダハー流。振り幅と間隔と斜度とコース幅と雪質がもたらす
絶妙なバランスは先週と変わらない。
夏道の斜面変化が2本目の道以外殆ど無くなったのは大雪によるもの。

マハルは一人でインスペクション。
私が、チーム選手にアドバイスする場所とは異なる地点で一人集中してコースを読んでいた。


2011-2012NHK杯兼長野県小学生アルペン選手権大会。
マハル5番スタート。
スタートから、ターン前半をきっちり作って滑走面を上に向けて行く。
いつもと違うのは、捕らえてからの狙いがいつもよりダイレクト。
ゲートを肩で激しく弾きながら次のゲートへスキーが飛んで行く。

結果、2位
スタートから雪で見えなくなるスルーゲートまでの滑りは完璧だと思う。
表彰式の直前に、他のコーチに無理言ってゴールに降ろさせてもらった。
優勝は逃したけど、いつもの言葉が脳裏に浮かんだ。


課題はあるから上手くなる。
上が居るから挑戦できて、
夢があるから強くなる!


「真晴、おめでとう!」
「感動的な滑りだった。」

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表彰式前に自然と手が伸びた。


第36回長野県マスターズ大会 兼 全日本マスターズ大会長野県予選会。
ジュニアのコーチとして、一度も滑ったことの無いコースをインスペクションし、
コーチすることの違和感を抱えていたが、今回マスターズ予選に参加させて貰った事で、
この違和感がクリアになった。まだ、全てでは無いけどね。

今回のコースは、2本目の道から。(NHK杯3,4年生のスタート地点) ゴールまで25旗門。
セット的には、ふり幅が多少大きめでインターバルは若干狭いか。

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カンダハーコースは通常、夏道での斜面変化と息つく緩斜面の無い中急斜面の連続。
最後の壁への入り口の右足外足ターンの入り方がポイント。

メンタル的には長野県のレベルの高さに圧倒されるのではないか? が気になる。

サブ板も無いが、スタートWAXも、左右逆に履いてスタート前のブラシだけ・・・。
余り板が滑ってもらっても困ると言うのも本音。

前走は3名。 2番目はSYOKO君。
思いっきり、山側にスキーの滑走面見せて谷回りを作って行く。
先日の鹿島槍の時より噛む雪のようだ。

45歳代スタート。
全日本マスターズポイントが0の選手がスタート。 ・・・ 上手っ!

さて、私の順番。OGASAKA板だけの特権のサービスマンの対応を受け
スタート台に付く。

思ったより緊張しない。
コースも良く見えた。

スタート。
2旗門目まで漕ぐ。
そこからはとにかく前に乗って上からエッジング。

ゲート下が荒れている。 掘れが見える。みちゃだめ! そして遅れる。
ゲート下で叩かれる。しまった!
次で修正。
谷へ落として上から踏む。 するとゲート脇すんなり通過(全くずれない) 
よーし、やっぱり上から踏めばいいじゃん! っとそんな事感心しているからまた遅れる。
そして、落とされる。 この繰り返し。

なにやってんの??? でも冷静。

最後の右足ターン。
思いっきりずれるが、ずれたまま、板を縦にしてスピードを繋げ、最後の急斜面
2旗門を一つのターンで仕上げてゴール。

観客の前の丸い広場を大きく1ターンで停止。したつもり。

気持ちいい! やっぱスキーはGS。

結果は・・・・ 掲示板に入らず。(当たり前)
でも、それなりのタイム。満足。
本気で行けばもっと行ける感触。
でも最初はこれでよい。無理はしない。長く続ける事が大切。

高校の先輩にも会えて、地元大会の楽しみも十分味わえた。
全国への切符も取れたが、ジュニアのサポートで雫石へは行けそうに無いので
これは他の方に譲った。

また来年出たくなった。
次はフォルクルで出よう!

マスターズ県予選。
長野県連盟に移動しての初レース。
45~50才のクラスは、東京都でも長野県でも超激戦区。
未だに国体Cクラスを現役で狙える選手が多数存在する。

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先日の湿った雪で痛めた股関節は完治していないが、
初カンダハーを、インスペクションから実走で、コースの特徴を掴みたい。

異常に板が噛む雪。
徐々に視界が狭くなるコース。
息つく暇の無い斜面の連続。

だからこそ、強い気持ちで前に乗り、ターン前半を大事に滑ってみたい。
いざ挑戦。





・・・・・ 完走できるかな・・・ ^^; 
完走しないと来週の大会でコーチの立場が・・・。


各地の予選真っ最中につき、中学生以上は不在。
参加者は、インターハイ予選練習高校生1名+社会人Shoko君
地元マスターズ参加者数名と私+小学生女子2名。 3日間の日程だ。

これだけの人数で、鹿島槍Volklコースを貸切出来る事と、
多くのサポートをして頂いた桑本ヘッドコーチに感謝。

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県連シリーズ戦の殆ど(全て)は、北部の柔らかい雪質のバーンで行われる。

何時もの練習環境とは大きく異なる雪質に大会当日困惑していた昨年。

今回自分でゲートを滑って再確認した雪質の違いによるポイントは
1.スキーが潜る(エッジが雪に噛み過ぎる)
2.スキーが、一気にずれる。(リニアにずれない)
3.雪面への仕掛けからの反応が遅い

今回のゲートで更に分かった事に、
硬いバーンで練習している選手は、
知らずに足元で細かな修正(ごまかし)をしているのだと言う事。
北部の雪質は、ごまかしを許さない。
一度ラインが決まったらそうそう簡単に変えられないのだ。変えるには大きなリスクと
パワー、テクニックを必要とする。 と思う。

「硬い雪で練習しなきゃ強くなれない」と思っていたが、
柔らかい雪で身に付ける要素の多さを改めて認識させられた。

しかし、これら事実を問題としない滑り方もあるようだ。
それは、ゲート上で踏む事。(谷周りを長くする事)
ShokoもMaharuも、とにかく捕らえが早い。これだと雪質は関係無いようだった。

しかし、私には出来ない。
まいったなー。マスターズ。ずらすか・・・。

でも、今回届いたこのブーツ。

DALBELLO SCORPION SR 110


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かっこ良いし、フィット感抜群。特に足裏全体でブーツと板を踏む感じが最高!

フレックスを今のLANGから下げて110とした事と、
足裏全体でブーツを感じる事が出来る事で、
技術の未熟さをカバー出来るか?



エコーのアンデルマット上部からの貸切ナイターGSLトレーニング。

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なまくらなエッジでは立って居られないほどの硬さと斜度。
ここからスタートして、スキーを縦に踏める勇気が私には残念ながらありません。

「コースクリアだぞ! 思い切って行け!」
の声に次々とスタートしていく選手たち。

ガンガン増してくるスピードと、降雪マシンが作り出す微妙な起伏に叩かれ飛ばされる。
これだけの斜度を縦に踏んでスピードが増した状態で、叩かれ飛ばされターン後半で
スキーを横にしてしまうと簡単に誤開放してしまう。
一度縦に踏んだら全てのターンを前半で終了させるようにするか、
開放値を上げるしかない。

本日初ゲートの私も中間地点から何度か入らせて貰ったが、
体軸を通じて伝わって来るGと、腹筋に掛かるねじれが半端ない。
トレーニングを行った者のみが感じえる世界だ。

2度目の転倒の後に、膝を打って小休止中、開放値を上げることを提案したが、
「必要無い」 と断られた。体重的に通常5の値を6に上げることのリスクと、
上で踏まなきゃ意味が無いと判断したのだろう。その選択は正しい。
後は、転倒で気持ちが引けなければ良いのだが。


それにしても、
前日のロイヤルのナイター練習に続き、昨晩のエコーのナイターGSL。
これだけの環境で練習できる事と、毎晩対応して下さる川村コーチに感謝し、
それぞれの目標に向かって一本一本大切にして欲しいと思う。





前々日からの大雪が、当日の冷え込みだけで表面部分だけ多少固まった状態。
出走順位が大きく影響した結果だった。

(雪温-8度 WAXは、黒+白のみ。 スタートWAX無し)

47/62人中。 ドロー結果は下の中と言った所。
まー、シードに入れるまで、荒れたバーンを経験する事で、技術的にも精神的にも
強くなれると割り切ろう。

こんな大雪の後なのに急斜面のセットがかなり振ってあった模様。
案の定ゲート脇は一様に掘れるのではなく、至る所穴ぼこだらけ・・・
どのラインを選んでも穴ぼこにハマリ、スキー急激に叩かれて落とされる。

スタートに帰って来て、「全然駄目、穴ぼこだらけ・・・。
下から見ていたら最低な滑りだったと思うよ。」

それでも、かろうじて結果が付いてきた。次回からは第一グループで滑れそうなので、
上位を狙いたい。

そして、こちらはナイター練習。
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大会に行ったも多く参加し、ようやく滑れるようになった急斜面へ
川村コーチがのポールセットしてくれて、難易度の高いゲート練習が出来た。


お正月のこの時期に、GSとCB又はSLの2連戦を組んで頂ける事に感謝。

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大松のコースは、チャンピオン上部が未だにクローズで、大会バーンの上部も閉鎖中。
それでも、レーサー向けに練習バーンと大会バーンは積雪量はたっぷり。
(でも、例によって、大松は小石コロコロですが・・・)

今日は1戦目のGSL。
一般選手まで同じゲートを通る割には、セットは細かめに立ててくれてあり、
先日のROCの様な2旗門目からのクローチングではなく、それなりにテクニックが
必要になるゲート。

上からきちんと外足で踏む事で、ゲートを過ぎてからのスキーの走りがあり、
フィジカルを除いては満足できる結果か。

例によって、WAX以外全てのマネジメントを行わせたが、
気になる事を時々確認してしまうのは、こちらが堪え性が無いと言う事。

明日のCBは、ゲートのサイズによっては、逆手を使って貰いたい所だが
未だ今は叩かないつもりのようだ。
逆手よりスキー操作重視で戦うらいしい。
・・・まーお任せ。

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