栂池GS(SANジュニオリ予選)

今シーズンのSAN公認大会初戦。
大雪で前日から駐車の車は、すっぽり雪に覆われていた。
そんな柔らかなバーン状況に対して、2番スタートと申し分ない。
マハル スタート!
これまでの今シーズンの課題である、ライン取りと、スタートの漕ぎはほぼ完璧。
事前確認した場所より前から、組む事ができ、左下がりの緩斜面へ消えていった。
ライバルは5番スタート。
ライン取りはマハルの方が上。スピードも変わりない。(ライバルの板は10cm以上長いのに)
少し守りで行ったかな?

ところが・・・アナウンスから聞こえたタイムは4秒以上の差で負けている・・・。
あの滑りで4秒って???何か下でやったかな?

結果は、4秒どころか、20秒以上のビハインド。(アナウンス聞き間違い。)
ゴールで悔しくて泣いている。
最後の斜面の入り口。切り替えの部分に雪のかたまりがあって、スキーを取られ、
一回転してしまったらしい。「巻いてくればよかった・・・」そういうマハルに。
「巻いたら勝てないよ」「チャレンジし続けよう!」「上の滑りは凄く良かった」
幾ら声を掛けても、泣き止まなかった。自分でも手ごたえがあったから余計悔しいのだろう。
・・・・
でも、そこは小学4年生。ゲレンデ内のケンタッキーに行くと友達に誘われたら、
すっかり元気になった。

・・・・
いつも硬いバーンで練習しているので、こんなシチュエーションも想定していなかった
分けではないが、初戦で経験出来たのはむしろ収穫かもしれない。
野沢も同じ条件だろうが、守りはしない。ライバルが強いから、挑戦者を引っ張りあげて
くれるんだと言う気持ちで、常に挑戦して行く。

「今日、転ぶような気がしたんだ」ぼそっと言った。
次の技を教える時かな。と思った。

WAXは、モリ生塗り、フロロ+ベータ。 スタートはSFスプレー(これ滑るね!)

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このブログ記事について

このページは、スキーレーサー兼サッカーコーチ兼DBAが2011年1月20日 19:55に書いたブログ記事です。

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