スキー: 2009年11月アーカイブ

今週も熊の湯に入った。今シーズン2日目。スキーは3人ともSLをチョイス。
理由は、ゲレンデの混雑にある。

WAXは、マハルはホルメン赤、貴晴がCH7、私もCH7
フッ素は入っていないが、特に滑らない事も無く。問題なし。
帰宅後のベースバーンも確認出来なかった。
雪が柔らかいせいもあるのだろうが、先シーズンは必ず真っ白になったELITE-Sは
エッジ部分に若干の毛羽が確認出来るが、ベースが効いていると思われる。よしよし。

練習内容は、午前中は低速。ずらし専門。
ズラス事と、切る事の違いを意識的に行わせる事と、その際に感じる足裏感覚と、
身体バランス感覚を得ること。

低速でずらすことで、バランス幅は非常に狭くなるが、トレーニングの成果が出ていた。
左右バランスもさることながら、前後バランスが難しい。
バランスというより、乗る位置。
低速でずらすには、乗る位置が悪いとスキーは回らない。
そんな中で、マハルの乗る位置は確かに何か違う気がした。初めてなるほどと思った。
前に乗る・・・それだけでは無い気がする。何か常に安定感みたいなものを感じる。
うーん。これは私も勉強になるなー。貴晴も何か感じているかもしれない。

もう少しで午前中のトレーニングを終わりにしようと思っていた時、それは起こった。
貴晴の後ろから、GSLの高速トレーニングをしているジュニアが突っ込んできたのだ。
2人が転んだところに、大人の1人も突っ込み3人で転倒している。

一番被害が大きいのが貴晴だ。左目の上下をすりむいて、腫れ上がっている。
恐らく転んでゴーグルが外れる際に摺ったものだろう。可愛そうに泣いている。
あとの2人は幸い怪我はなさそうだ。

突っ込んできた少年に、「こんな混んでいるゲレンデで高速トレーニングは無茶だ!」と言った。
少年は「はい、すいません」と言っているが、はっきり言ってこの少年には罪は無い。
悪いのは、こんなトレーニングをさせているコーチだ!
リフト降り場の近くにそれは確認出来た。
きちんと、意見を主張すべきか? 迷った(今も迷っている)が、結局言わなかった。
そこで文句を言って、更に気分を悪くしたくなかった からだ。

記録に留める為に、どんなトレーニングをしていたか記しておこう。
ゲレンデは非常に混んでいる。コース幅は狭い。
その上、SAJのデモが専門員を指導している団体が端で幾つも低速トレーニングをしている。
バーンは、積雪量が不足しているため、ピステンは掛けられず、不規則なコブが無数にある。
直線的に行けば、コブに跳ね飛ばされないよう、膝の抱え込み送り出しを常に行わなければならない。その間を、バトンのようなものを両手で持たせて、GSLの高速トレーニングをしているのだ。

案の定、バトンをもったスキルの無い少年たちは、コブに飛ばされ、スキーを制御できずにいた。
そんなうちの一人が突っ込んだのだ。
貴晴曰く 「ターン中に又の間からスキーが出てきた」 だそうだ。

スキーのコーチは、全てではないだろうが、ひどいコーチが多い。
きっと、レーシングキャンプとかで、何人も連れてきているんだろう。大人のような子から
子供まで。(実際大人も居たようだ)
それを全部同じメニューで一人で対応していた。
レベルも違えば、スキルも違う。体調だって違うし、気分や精神的部分も違うだろう。
それを、全部まとめて、バトンもって、行けー! であるからタマラナイ。
預けている親だって、あの状況を見たら考えるだろう。
そりゃと遠方から来て日程的に詰まっているかもしれないし、レースが近いのかもしれないが、
一歩間違えば死亡事故だってありうる。

スキーの場合、ジュニアのコーチの資格をきちんとSAJなりが整備しない限りだめだろう。
大会のスタートハウスの横で平気でタバコをすうコーチ。
集合が遅かったことを怒鳴り散らすコーチ。
大混雑の中をバトンを両手に持たせて特攻を繰り返えさせるコーチ・・・。
・・・

少なくとも、サッカーのコーチにはこんな人たちは居ない。

自分のためのコーチではだめなのだ。
「コーチはその少年少女の未来に触れている」 思いを新たにした。

午後2時過ぎからゲレンデは空き始めた。
ここからは高速トレーニングも可能だ。
午前中、まんじりとした思いで低速トレーニングに耐えた身体が目覚める。
ターンは自在だ。すれていること。切れていること。
コブに飛ばされないように、コブの向こう側でトップを下げる事。
足裏からの感覚が鋭い。
状態のバランスも水を得た魚だ。

同じように、このときを待っていたコーチが高速系トレーニングを開始していた。
うまい! 父親と思われる方はきっと、相当の使い手。
子供2人(うちと同じ組み合わせだー)も、年齢以上のすべりをし、私たちを注目させた。

最後に、あるべき姿をみて少しほっとしてゲレンデを後にした。空いているからといって、
身体は疲れている。無理はいけない。

追伸、貴晴の怪我はたいしたこと無かった。しかし、K2のSLがヤラレテいた。
板は買い換えられる。





連休最終日に熊の湯で初すべり。
昨年より1週間早い初すべり。

積雪は少なめだが、かろうじて、いつものコースが滑れた。

私はELITE-S 息子は Triun-G 娘は MOTO-GS-Term
ELITE-Sはホルメン赤、あとの2台はLF7である。

いずれも10月中旬に滑走WAXとして入れてあったので、
前日の夜に剥がす時にはパリパリ状態。

両WAXとも、シーズン中はHOT-WAXからスクレービングまで、数時間しか置かないためか、
もっとしっとりとスクレービングできる印象を持っていたが、
1月も置くとここまで硬くなるのだと知った。

滑走状態は、雪温が高かったため、そんなに、"滑る"という感じはしなかったが、
午後になり、気温が下がるにつれWAXの効果が現れてきた。
それは・・・

今年は、ベース作りに力を入れた。
この3台は、CH4まで2回は入れている。
ベースをきちんと作る理由は、シーズン中、ナイターのバーンに負けない滑走面を
作るためだが、滑走性能も向上することは予想できた。

実際、息子に、GとTermを履いてもらったが、Termのほうが滑るようだ。
今年買った板より、2年前の板のほうが、数段WAXは入っているはずだから、
うなずける事実である。

さて、滑りのほうはというと、
こちらも、頑張ってトレーニングした成果が明らかだった。
ターンの安定感。外力に耐える上体の力。
もっとも感じたのは、ターンMAXで膝を折らず、踏ん張った時の板の安定性だろうか。

私もGS-23は持っていったが、我慢してSLで調整した。(この年で欲張ってはいけません)
来週以降が楽しみとなった。

娘は、最初、左ターンにズレを伴う形が見えたが、すぐに安定したターンが描けるようになった。
息子は、体調がいまいちだったようだが、こちらも170cmのGSを問題なく扱えた。

熊の湯のバーンは、積雪量が少なかったため、斜面の起伏がそのままの形で現れ、
ひとつのターンの中でも、複数のコブを越える状態になっていた。
ターン中スキーを放り出しただけでは、トップから雪面を捉えられず、どんどんスキーが
下を向き、スピードを抑えることが難しくなる。

コブの一番上から向こう側でエッジの捕らえが難しく、コブに縦に入って行くと、
ただ、ジャンプを繰り返す暴走となってしまう。

コブ斜めに入り、コブのトップでスキーのトップを押さえる。
そんな起伏をうまく乗り越えて、ターンを仕上げる練習にもなったようだ。

おかげで、3人とも、初すべりから、腰がイテー となった。
(最初からこんなに頑張っちゃいけませんね)

仕方の無いことだが、
限られた期間に集中するスキーの大会は、
家族の中でも同じ日に重なって開催される場合が多い。

今シーズンは、1月4週目がそれだ。
娘:ジュニアアルペン(野沢)、翌日NHK杯
私:南関マスターズ(上越国際)、翌日も同大会

これが非常に悩ましい。
娘のレースもサポートし観戦したいが、自分のポイントも取らなければならない。

観戦はあきらめられても、2日間の遠征では、チューンアップはどうするか?
誰か引率の保護者にお願いするしかないだろう。

あれ、意外と距離は近いから夜だけ行って来れる・・・?
無理だよなー冬だもの。
頑張れ娘よ。強くなるために。

しかし、重なって嬉しい時もある。
同じ大会にエントリする場合だ。
今年は何レースあるのか?
車山の南信Jrと霧が峰アルペン、白樺高原国際の大会、市民大会くらいか?

このうち後者2つは、同じゲートを使って親子で競争となる。
がちんこ 勝負だ!
最近息子は、私に勝つ! とほざいている。
成長とともに、益々厳しく、辛く、そして楽しくなっていくだろう。

考えてみれば、親子が同じ競技で争うなんて・・・あまり無い事じゃないかな。
同じピステで同じゲートで、同じ雪質(かどうかはスタート順が違うからわからないけど)で。
勝つために、それぞれがトレーニングし、モチベーションを高めていく。

これから何シーズン。
この貴重な経験を過ごしていけるだろう。 嬉)




市内17園の保育園に案内した結果、
申し込みがあったのは、巡回をまめに行っている園に偏った。

それはそうだろう。

何のためになるのか、わけのわからない資格。(サッカー関係者じゃなければ)
その資格がたとえ無料で取得できますって言っても、
貴重なお休みの日に、わざわざ半日潰さなければならない。

申し込みの無い園は、年に1回巡回に行くか行かないかである。
やはり、継続して繋がりを深めた園は積極的に申し込んでくれた。

なかで異例は、どんぐり保育園。
昨年1回巡回しただけなのに、申込用紙の配布翌日には連絡が来た。
保育への取り組み方の違い(公立と私立)だろう。間違いない。
こんな気持ちで全ての園が対応してくれたら・・・
いやいや、
やはり、継続して繋がりを深める・・・ これしかない。

それでも11人かな。参加人数。
十分な数字ではないだろうか?

保育園巡回先の保育士さんが、キッズリーダーを取得しているのだ!

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