スキー: 2014年8月アーカイブ

マハルのダイナミックな滑りを生み出すのに欠かせないのは、
動けるブーツ。
前に、後ろに、斜めにと、
斜面やゲート、バーンに応じたポジションを無意識にとる事ができるブーツ。

「サッカーのスパイクは何で足首まで覆われていないのか?」
右足非骨神経麻痺を引きずる自分が思っていた事だが、
考えてみれば当たり前だけど、
踝が包まれていたのでは繊細なボールタッチは出来ない。

踝以下のブーツで滑走する訳にはいかないけれど、
小学校低学年から可能な限り足首が動かせるようなブーツを選んで来た。

「あれー、マハルはもっと動けただろう?」
3年生の時に、色気を出して兄が使っていたサロモンの
70フレックスのブーツを履かせて車山の練習に行ったときのコーチの声。

慌てて、60に戻し、それ以来、6年生までフレックスは70。
中学1年で、一気に100になったけど、インナーは70のものを利用。

そして来期は、テクニカの90。


ブーツの次に意識して来ているのはスキーの長さ。
小学校3年生で140cm。4年生で150。5年で149。6年の時156。
中学1年で166と171 SGは183

そして来期は171cmと177cm。SGは188を予定している。
177cmからはアダルトモデルになり、板のパワーもスピード上がって来るので、
それに負けない準備が必要となる。

短い板を使うことで自ら仕掛ける滑りが可能となり、
ターン前半を意識したり、ライン・マネジメントの能力向上も期待できる。
ここでも、ブーツの柔らかさが効果的である事は言うまでも無い。

勝ちに拘り過ぎる事無く、育成年代がやるべき事。
まだ、ここ1.2年は ブレる事無く進めて行きたい。


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