スキーレーサー兼サッカーコーチ兼DBA: 2012年4月アーカイブ

GWはBSアニマックスで 機動戦士ガンダム 「脱出」 を、うるうるしながら今見終わりました。
やっぱこれだなー。


・・・本題。
6:00からの早朝トレーニングに向け朝3:00に出発。
氷点下には届かないがダイヤモンドのピステンに踏まれたバーンは、春独特のコンデション。
GSのゲートをセットするのと、試乗用の来期のVolklの準備。

ダイヤモンドの上部は、この所の暖かさで何ヶ所か雪が切れ、
ゲートのスタート位置がいつもの思った位置に決められない。
しかし、アルペンサポートはその中でも最良のポイントを割り当てられ、
GW最終日までこの場所を使わせて貰えるのだという。
コーチのこの合宿への準備の良さに感謝したい。

・・・・・・

「来期のフォルクルはキュンキュン来る!」

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一昨年前のモデルと並べましたが、似てますね。
本社の意向で、一昨年のJapanモデルのカラーリング? が採用されたようです。
カッコイイですね。

朝食を挟んで13:00までのトレーニング中、殆ど来期のモデルを履き続けた選手2人。
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アダルトモデルも含め沢山の試乗用スキーを用意して下さった、旅人コーチに感謝です。
さて、そろそろ私も来期のモデルを試乗でもと思ったら、

「これ、183cm選手用です。メタルがTOPにもう一枚入っていてテールに刻印もされています。」
・・・AYUMI って書いてある
「技術選で金子あゆみが履いたやつです」

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行きますか? 
アムロ行きマース。

・・・リフト乗り場までの漕ぎ出しで、妙な食い付きを感じた所でやめときゃいいのに、縦に踏む。
アジリティ上げてないのにさー、無理だって。
結果クロスオーバーが出来ない。 ・・・板の後ろが下に下に押し出すんだもの。
お陰で、意図したスピード以上になって、コースが制限されているバーンで、
ターン後半で一気に掛かって腰が悲鳴を上げる。

まだ、早朝トレ始まったばかりだよ。これから塩入れるのに・・・。
・・・・・

その後、177cmのR23を履いた感じは、楽勝!! 「あの板に比べたらね・・・」

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来期は183cmR23に軽いプレート+締め具で行くと思います。



天気も良いし、気温も上がって来て我が家の周りでも桜の花が・・・ まだまだですね。
平年なら5月連休には満開になるのですが、
今年は遅れているようです。

フォレストブリッジ迄のヒルクライムも既に3度目。
筋力の衰えが無い事は、ギアの位置でも確認できました。

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山はここ数日だけで見た目は随分と雪解けが進んだようです。
この分で行けば、5月中でもSRJCオフトレ(登山)第一弾行けるかも。

・・・・・

さて、ヒルクライムで筋力の低下は思ったほどでは無い事が確認できたが、
アジリティーの低下は鮮明。

アビエスの夜練習。 (下界は桜満開です。)
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U-10の練習で、ちょっとした、ターンのデモンストレーションでも、
足がもつれ、息切れも・・・。
焦らず、ラダーとリフティングで、じっくりと上げて行こう。

隣のU-12の練習では、バーンで鍛えられた筋力がピッチで躍動している様子が。
今回から水曜日はサッカーチームの練習に合流です。


そして、週末からは再び雪上へ。
ピッチからバーンへ逆戻り。
クロスオーバーするのは、言葉だけじゃなく、身体も頭も心も。

この状況がそれぞれの運動能力を向上させる気がするのは、
ここ数年この時期に 「はっ」 とさせられる事実です。

怪我を防止する事にも繋がりますしね。


今年の合宿にも、簡易ゴール持って行きますので、
コントレで皆で使ってください。
練習で使えるサッカー・フットサル用品 ポップアップ式ゴール(大) [PUGG6]



今年も納会はここで執り行わせて頂きました。



グリーンシーズンの画像ですが、ロイヤルヒルスキー場を一望できる最高のロケーションです。
「スキーを履いたままゲレンデ直行」 に慣れてしまったら、もう他には行けませんね。

来年度に向け、大人も選手も深夜(早朝?)まで、飲み・語り・カラオケで盛り上がりました。
この納会が楽しみでロイヤルヒルジュニアに加入している選手(保護者?)も
存在する事は間違いないでしょう。

・・・・・

納会でも発表しましたが、今年のオフトレ第一弾は八ヶ岳登山の予定です。
雪上トレーニングが終わっても体力を落とさないように自己管理宜しくです。

宣言 「来期は国体予選出ます!」  言ってしまった!

このブログの読者がどれ程居るのか解りませんが、
取り合えず退路を断つ(それ程の事か・・・) ために宣言します。

今シーズンのマスターズの県予選で、そこそこの滑りができたので、
50歳という無謀な年齢にも関わらず、チャレンジします。
かもい岳で正一さんに、「参加資格あるんですか?」って聞いて
「是非出ましょう!」と言う会話を覚えているかどうか解りませんが、
国体C組の猛者に何処まで挑めるか・・・その為のオフトレ開始です。

(ただ、自分の大会は1月の大会週間までで、それ以降はサポートに専念するつもりです。)



今シーズンは、1月のマスターズ予選以降、全くGSに乗っていません。
それどころか、ゲートセットとデラ程度。
ナイターに至っては、スタート位置でのコーチングだけで滑ってもいません。

そんなんで、今日のヒルクライムがどうなるか不安でしたが、
なんとか、いつものフォレストブリッジまで来れました。
半年ぶりに標高差350mを一気に駆け上がる爽快感を味わいました。

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未だ雪が残る八ヶ岳。根石も天狗も春山は残雪多そうです。


今年のオフトレもヒルクライムとラン、SAQトレーニングにサッカーコーチ・審判の予定です。

とりあえず、当面の身体作りは、
5月連休のVolklの試乗ができればいいかなーと狙ってます。
筋力は落ちていないようなので、アジリティーをあげないと。





試乗はジュニアの板だけだったりして・・・・・。

エコーでの練習は昨日で終了。
早朝5:30からのモービル引き上げでの第8リフト沿いでのGS。
前日のみぞれが雪に変わり、
新雪が積もったためバーンは硬くならず少し残念なラスト・トレーニング。

それでも来期に向けて課題を再確認できたのでOKでしょう。
関係者の皆さん、ありがとうございました。

そして今回もNewFace登場。
キッズ2カテゴリで入賞常連の東信の女の子。
緩斜面のスキーへ乗り込みはセンス抜群。

コーチ 「緩斜面が速いのが良い!」

また一緒に強くなれる仲間が増えました。パチパチ。
Sパパ、志賀も来るってよ! やったね。



さて来期への課題。
2つ目は、GSLでの切り替えで上に引っ張ってしまう事。

雪面が柔らかい時やラインを落とされた時に、切り替えを助けるために進行方向より外方向に
上体を引っ張ってしまう癖。
この癖が、硬いバーンの時でも時々顔を出す。
滑走ライン方向への動きはOKだと思うが、ラインの外側への引っ張りをきおつけたい。
まーこれが特徴的なんだけど。


あとはSLでの逆手。
スキー操作重視で望んだ今期。
それなりの結果は残せたが、ここに逆手をプラスする。
その為には、上体の安定と内手のブロックを意識。

A選手
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MAHARU選手
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かもい岳のスタート直後のショートポール(ジュニオリCB)
(エッジが甘かった為、捕らえてから安心して乗り込めていない^^;)


フィジカルが伴わなくても、ターン前半で雪面を捉えてからゲートを叩く。
GS同様に内足の同調も素早い切り替えしには必要だろうか?

     ・
     ・
     ・
     ・
     ・
SLは自分がきちんと出来ていないからよく解りません^^;



<内足の同調>
きちんとした外足加重の元での内足の役割。
内足の膝が進行方向に向けられれば、
切り替え時の減速要素である左右のスキーの傾きの違いが無くなり、
加重移動についてもスムーズに行えるはずだ。
ゲートを過ぎてからのスキーへの加重も分散されてズレを防げると思う。

ジュニオリかもい岳GS
AK選手
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CK選手
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MAHARU選手
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※スルーゲートの先の右足外足ゲートを通しての画像です。


AK選手の安定感。
CK選手の躍動感。

MAHARU選手も頑張ってますが、
スピードに乗るスルーゲート。外足一本なのでターン後半が長くなりました。
後は、覗いている分、軸加重が減っているかな。


一の瀬大回転。 この大会は、志賀高原一の瀬スキー場上げてのイベント。

前日の無料ナイターから始まり、無料休憩所内では、大会受付と共に
生ビール100円での提供。
更に当日はゼッケン乗車でリフト券要らず。
晴らしい大会ですよね。ありがとうございました。


前泊(シャレー志賀)の夕食から見えるイヤモンドのナイターは
トップシーズン同様の冷え込みと、ナイター向けにパックされたピステが・・・・。
選手2人(AYAKA&MAHARU))は、たまらず19:00からフリーをクワッド10本。

そんでコーチも「それじゃーみてやるか」と立ち上がり、結局皆夕食後に氷点下のゲレンデへ。

4月とは思えない雪の鳴りを感じながら、100円ビールも頂いて一の瀬のお祭りを満喫しました。


さて、大会当日は、ピーカン。馬鹿天気。 8:00のスタートの雪温マイナス7度。
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スタート直後の斜面は硬くしまって400人弱のエントリでも殆ど荒れてこない。
志賀 最高!

・・・・・・

ところが結果は、緩斜面に入った所で、意味不明の誤開放でDF。
左足外足から切り替えに移った時に左スキーが外れ、
それに気づかずに切り替えて、右足外足ターンを始めたら内足のスキーが無くて転倒。

開放値6だけど、スピードからみて、7程度は必要なのかもしれない。
スタート付近では「もったいない」の言葉も聞こえた。

まー。こんな終わり方もあってもよい。
怪我が無くてよかった。内足だったら危なかった。

・・・・・・・・・・・・・・

今回のコースは、最初の急斜面ははそれなりの難易度。
雪面は硬いし振ってある。
そして、低学年スタートのコースが合流する地点からゴールまで全部が見渡せた。

その状況で発見したのは、選手の板の長さ。 ・・・ 長い・・・。

よく言われる事だけど、育成年代は長い板と硬いブーツは厳禁だ。
しかし、同じ年代の実力のある選手の殆どは160cm以上。
中には170cmの板を履いている選手も。

この急斜面でアイスバーン。長い板を履いている選手の多くは
ターン前半で雪面を捉えられず、後半に踏む必要が出て落とされる。
スキーのタワミを導き出せない選手は、足元のエッジだけが頼りで降りていく。
柔らかい雪なら足元だけ踏んで行けば、そこそこ乗り切れる斜面も、
これだけ硬くなると、ターン前半が作れなければ、ただ落ちて行くだけの滑りになってしまう。

緩斜面と直線的セット、柔らかい雪に全てを託した そのための長い板なのだ。

昨年まで注目していた選手も、前半が無く、後半に一機に掛かって板が外れていた。
「もったいない」  これは私の感想。
昨年まで短い板で抜群の滑りだと思ったが・・・。
是非、育成年代を考慮した道具をチョイスして欲しい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・


DFで表彰外となり、早速高天原へ移動。
最高のコンディション。
今回新たに川村さんの門を叩いた選手発見。
幾つかの大会で争い、ジュニオリにも参加した東京都の選手。

「一緒に上手くなろう!」  早速声を掛けさせてもらいました。


「一の瀬山頂より」 ほんといい天気。
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さて、今週WeekDayは、モービル引き上げによる、エコー早朝トレ。
5:00からって。
起きられるんかい。


KIRINチャレンジカップ第2戦。 vs ブラジル。

まず、何より先日のアメリカ選に続き、
TVのゴールデンタイムで放送して貰える事が女子サッカーにとっての最大アピール。

実は、それだけでなく、サッカーの基本技術をきちんと確認できるスピード(女子だから)
事が非常に大きい。
個人のテクニックも勿論、ワンツーや、3人目の動きなどが画面の中で確認できる。

ジュニア、ジュニアユース年代は非常に為になるt思う。


さて、今日のヒロインは永里優季

7年前のなでしこカップU-12で福島のJビレッジの早朝の散歩で
で初めて遭遇したときは、我がチームにガン飛ばして
「なんだこいつ!」
って思った事を思い出した。
それも若き時のこと。

今日の試合では、途中出場ながら、コンディションを整え、ピッチに立つやいなや、
日本人らしからぬフィジカルの強さを見せ、ボールキープの強さでポゼッションを向上。
宮間のCKを相手DFの前でフィリックオンしたボールは
ゴールマウスに向け放物線を書き替えて吸い込まれる。 素晴らしい。

そしてもう一人。宇津木瑠美。
宇津木瑠美
坂口に代わって先発したこの選手をピックアップしたのは、
ボランチの成すべき仕事をきちんとするだけでなく、
「トラップ」 の素晴らしさ。
攻め込んでからのバックパス(相手クリア)の浮き球を後ろ向きで足元に収めた技。
出張先の渋谷のホテルで「ブラボー!」と叫んでしまった。

中盤の安定感をもたらした。宇津木選手に注目。


シュナルスタールの遠征で聞いた衝撃的な事実
「日本人が滑るとゲートの下を掘るから入って欲しくない!」

舵取りの意識から、最大傾斜線を過ぎて次のゲートに向かうためのスキー操作を
無意識に行ってしまうのだろう。スキーを始めた直後の指導方法に問題があるのかもしれない。

しかし、それはアルペンスキーとしてはNGだそうだ。

今期、何回もの練習や大会でコース整備に入り、気が付いた事。
早い選手が滑ったコースは、ゲート上が掘れている!

・・・これ今まで気にした事無かった。
今までは、ゲートは下が掘れてボサ雪がその横に積み重なって行く物。
そして雪質によるが、スキーの長さによって、綺麗な傾斜状に掘れて行く物。

ゲートの上にいきなり、竪穴が開く様な掘れ方は見た事が無かった。
スキーの長さは関係ない。
綺麗な傾斜状ではなく、一部分だけがどんどん掘れて行く。

最初は、雪質の関係で、変な所が変な形に掘れて困るな。デラで対応しずらいな。
位しか考えて居なかったが、「あ 又だ」 が何度も起きて気が付いた。

上で踏んでいる。
しかも相当な力で。
そして、ゲート横からはスキーを踏まないようだ。

でもあの高い位置でどうやって踏むのか?
なんで、あんな一部分だけ穴が開くように掘れるのか?

でもそこから生まれて来るのは、
ゲートを過ぎてからの圧倒的なスキーの走り。

なぜ、ゲート上で踏むとゲートを過ぎてからスキーが走るのか?
どうして、最大傾斜線過ぎてからスキーを踏まなくても次のゲートにスキーが行ってくれるのか?

物理学者さん、誰か教えて。

ITA選手
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JPN マハル
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俺も、上で掘る滑りがしてー。


国際親善試合とは言えども、vs USA どうしたって力が入る。
今日の得点は、近賀ゆかり。

ビアン通信 なでしこ練習見学(1) 近賀ゆかり

WC以来、不動のSBとしてなでしこを牽引する。
無尽蔵のスタミナで右サイドを縦横無尽に駆け巡る。

得点シーンでは、中央に一旦預けて、タイミングを計り、
オフサイドポジションの大野の背後を駆け上がってチャンスメイク。
こぼれたボールを、相手ゴールに叩き込んだ。


チャレンジカップという面から見れば、もっと多くの選手も見たかったが、
迫るオリンピックの戦いに対し、消耗した状態での選手のパフォーマンス等も
確認したのだろう。

個人的には、
近賀選手の得点シーンを演出した、川澄選手の変化には驚愕した。
アメリカ選手の当たりに全く動じないフィジカルのアップ。
その重くなった(失礼)身体を引っ張り、相変わらす90分走りきる体力。

次のブラジル選には、注目の選手も出場できるだろうか?
高校を卒業した長女と同じ年代の登場を心待ちにする
一人の女子サッカーファン(親父)の心境。


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