ゲートの上で踏む事

シュナルスタールの遠征で聞いた衝撃的な事実
「日本人が滑るとゲートの下を掘るから入って欲しくない!」

舵取りの意識から、最大傾斜線を過ぎて次のゲートに向かうためのスキー操作を
無意識に行ってしまうのだろう。スキーを始めた直後の指導方法に問題があるのかもしれない。

しかし、それはアルペンスキーとしてはNGだそうだ。

今期、何回もの練習や大会でコース整備に入り、気が付いた事。
早い選手が滑ったコースは、ゲート上が掘れている!

・・・これ今まで気にした事無かった。
今までは、ゲートは下が掘れてボサ雪がその横に積み重なって行く物。
そして雪質によるが、スキーの長さによって、綺麗な傾斜状に掘れて行く物。

ゲートの上にいきなり、竪穴が開く様な掘れ方は見た事が無かった。
スキーの長さは関係ない。
綺麗な傾斜状ではなく、一部分だけがどんどん掘れて行く。

最初は、雪質の関係で、変な所が変な形に掘れて困るな。デラで対応しずらいな。
位しか考えて居なかったが、「あ 又だ」 が何度も起きて気が付いた。

上で踏んでいる。
しかも相当な力で。
そして、ゲート横からはスキーを踏まないようだ。

でもあの高い位置でどうやって踏むのか?
なんで、あんな一部分だけ穴が開くように掘れるのか?

でもそこから生まれて来るのは、
ゲートを過ぎてからの圧倒的なスキーの走り。

なぜ、ゲート上で踏むとゲートを過ぎてからスキーが走るのか?
どうして、最大傾斜線過ぎてからスキーを踏まなくても次のゲートにスキーが行ってくれるのか?

物理学者さん、誰か教えて。

ITA選手
CP0404_3.jpg

JPN マハル
CPM0404.jpg




俺も、上で掘る滑りがしてー。


コメントする

このブログ記事について

このページは、スキーレーサー兼サッカーコーチ兼DBAが2012年4月 4日 12:20に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「KIRINチャレンジカップ vs USA」です。

次のブログ記事は「vs ブラジル」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。