練習試合を組んでいただきました。
台風が近づいている観測至上2番目に早い梅雨入りの翌日です。
高台にある学校なので、水はけが良いのかと期待していたのですが・・・
今日のアップはグラウンド整備でした。
(写真は練習試合終了後のグラウンドです・・・野球部に怒られないのかなー?)
北中は、チーム内にサッカー(戦術を含め)を理解できない選手が数名います。
全てが小学生のチームから上がってきた選手ではなく中学から始めた選手もいます。
この選手達を含め、うまく出来ない選手に、出来る選手(中心となってチームを作っていく選手)から
ネガティブなコーチングが集中。
頑張ってプレーしようとしても、チーム力が負のスパイラルに陥ってしまっていました。
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今回の練習試合のテーマは、
1.チーム力の強化
2.守り意識の集中
3.攻めの約束の徹底
チーム力については、主力となる選手の気持ちのコントロールがターゲット。
小学生の頃から見て来ている選手なのに、
この時点まできちんと見てやれなかったのはコーチの問題。
「自分のネガティブな部分を押し殺し、
チームの為にオープンマインド! ポジティブシンキング!」
この必要性は選手には十分分かっている。
しかし、中学年代の不安定な気持ちがこれを邪魔している。
そのもどかしさも、本人は分かっている。
ここを切り替える支援の手を差し伸べる。
コーチングの難しさでもあり、この年代を対応する最大の課題でもあると思う。
守りの意識の集中は、
・ゴールを割らせない
・シュートを打たせない
・ラストパスをさせない
・ドリブルをさせない
・前を向かせない
全ての為に全員が献身的な守備をすること
攻撃の約束は
・あくまでサイド攻撃
・クロスボールからの得点狙い
・中央への縦パスは封印
北中のストロングポイントを再確認すること
その上で、戦う「闘志無き者はグラウンドを去れ!」でやってみた。
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1試合目は、事前のミーティングだけでは浸透しきれず、
ほとんど駄目。
しかし、1試合目の結果を踏まえたミーティングで全員が意識を統一できた感触があった。
結果は、2試合目について来た。 っほ。 とする瞬間。
このまま良い雰囲気のまま中体連を迎えられるようにしたい。