サッカー: 2013年2月アーカイブ

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「明るく楽しく元気良く
笑顔を絶やさず、
気持ちを切らさず、
感謝の気持ちを忘れずに」

長女の高校時代のキャプテンマークに書いてあった言葉。
サッカーと言うチームプレー競技に限らず、
どんな競技でも、スポーツマンとして、アスリートとして、
育成年代の選手の原点はこうあって欲しい。


シーズン中盤、これから大きな大会を控え、
毎晩練習出来る事が当たり前では無く、
送り迎えしてくれる両親。
ゲートをセットしてくれるコーチ。
ゲレンデを整備してくれるスキー場関係者の皆さん。
全ての協力に感謝しつつ、

明るく楽しく元気良く 練習に励んで欲しい。
そしてレースを楽しんで欲しい。



保護者としても、
勝っても負けても大きな拍手。
自分の大会では無く、子供たちの大会であることを忘れずに。
素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた全ての選手に感謝しよう。

コーチとしても、
今日の結果ではなく、明日子供がどんな滑りをするかを楽しみに指導すること。
選手の今に感謝しよう。


そんな、参加する全ての関係者がオープンマインドである大会が数多く開催され、
成績だけでなく良い思いでが沢山出来ることを望みます。



こんな、ブログを書きたくなった長女のFBの内容を掲載します。
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3日間、宮城県に行ってきました。

2011.03.11以後、一度も訪れていなかった東北地方。
「機会があったら行こう。」って。
ずーっと思ったまま、気付けば2年も経ってしまいました。

今回縁あって、つんさん率いるちょんまげ隊の一員として、
初めて被災地を訪れました。
現状を目の当たりにして、
「どうしてもっと早く来なかったのだろう」と、心から思いました。

ニュースや新聞、FBにあがっている記事などで
なんとなく、わかっていたつもりでした。
でも、知らないこと、気付いていないことだらけでした。
2年が経っても途切れることなく新しいお花をお供えに来る遺族がいること。
あんなにも多くの方が仮設住宅に住んでいること。
家族や大切な人を失った子供たちが、本当に本当にたくさんいること。
挙げ始めたらきりがありません。

何もわかっていませんでした。
そして今も、まだわかっていないと思います。
私は震災で家族や友人、家や学校を失うという経験をしていないから
全てを理解することは出来ないのかもしれません。

でも、今回被災地を訪れ、感じたことは、
私の中で一生消えることはないと思います。

何もできないかもしれないけど、
だからって何もしなかったら絶対に変わらない。
小さいことでも行動することで、少しは変わるかもしれないなら
これから私は、自分に出来ることを確実に行動していこうって思います。

ボールを通じて出逢った3日間の全てに感謝して。

明るく笑顔で前向きに~
がんばろー日本!


今、では無く、将来、の為のコーチングになっているのかどうか。

夏冬通して、少年少女のコーチを行う立場として、
常に気おつけている事。

「コーチはその選手の未来に触れている」
「先のカテゴリへの預かり物」

その子の未来にプラスになるか。
自己満足的な今の勝ちに拘っていないか。
サッカーのコーチ資格を取得し、色々な場面で関わったコーチの皆さんから教えられたこと。

コーチングメソッドが確立されているJFAのこの考え方は、
スキーコーチ含め、育成年代の全てのスポーツのコーチでも同じであるべきと思う。

シーズンも中盤に入り、上位大会の進出の可能性も見え隠れし始めた今だからこそ、
コーチは原点に返らなければいけない。
上位進出だけに心血を注ぎ過ぎ、大切な事を忘れてしまう事の無い様に。

ウォーミングアップ、クールダウンをきちんと行っているか
ゲートトレーニングばっかりになっていないか
速い選手向けだけのメニューになっていないか

中でも偏った運動をすることの多いスキーに対する身体のケアは最も重要。
スキーの怪我で多い、靭帯損傷や腰痛などは、直接的にその部位に
負荷が掛かって発生するのではなく、周辺の部位の柔軟性の欠如によって
引き起こされている可能性が高い。
育成年代なら、スキーだってオスグットにも踵痛にもなる。
夏季の場合と同様に、四頭筋の柔軟性確保指示はコーチとして当然。
ブーツを履く前に行い。履いてからでも又割り等はゲートを滑る度に行う。
ゲートの順番待ちが有る場面等、特にこの指示を心がけたい。


育成年代はメンタル部分も重要。
チームの中で仲間はずれや、いじめが起きていないか。
周りに言われて、いやいや練習に来ていないか。

普段の練習が技術的な部分だけに偏ったコーチングになっていると、
この辺りは気がつかない。
大会になると緊張等でいつもの滑りができなくなってしまう。
「普段の練習通りに行けよ」っていくら言っても
普段の練習が心技が一体となっていなければ、
「いつも」 のイメージはその子には存在しない。

クダラナイ冗談一つでも、緊張を和らげ練習の楽しさを生み出せたら、
スキーがもっと好きになり、滑る本数も増えて結果的に上手くもなってくる。
学校の先生程には出来ないが、練習では必ず全員に声を掛け、
チームの状況を把握すると共に、出来るだけ褒める事。

技術だけではコーチは務まらない。

育成年代の課題をきちんと把握したコーチングメソッドが、
スキー界にも浸透して行く事を強く望みます。

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