小学校最後の選手権。
前日のリーグ戦では、十分な力を出せず、16チーム中8位で決勝トーナメントへ。
トーナメントの初戦と準決勝をPKで勝ち上がる。
初戦はマハルのミドルシュートで先行したが、ロスタイムで追いつかれPK。
準決勝は前日敗戦したファイルフェニックスに雪辱すべく望むが先制される。
しかし、ここから追いつきPKへ。
戦う気持ちがしっかり出せるようになった状態で決勝へ。 VS 松本ウイング。
長女の時は常に準決勝・決勝でぶつかって来た松本。
あの時と同じ監督で、あの時と同じ青のユニフォーム。
しかし今の選手達は、松本と聞いただけで、モチベーションが下がってしまう。
「怖がる必要なんて無いよ!」 マハルがチームを鼓舞し続けたが、
失点とネガティブなコーチングもあり、選手たちは益々萎縮してしまう。
保護者席からのサイドコーチングと知りながら、ポジティブな声掛けを心がけるが
選手たちに気持ちは届かなかった。
結果0-9の大敗。決勝戦を盛り上げる事は出来なかった。
冷たい雨と、苦やし涙が頬を伝う選手たち。
みんな!胸を張ろう! 準優勝じゃないか! この悔しさがあるから挑戦できるんだよ。
3人の6年生とそれを支えてくれた5年生4年生。
DFの小さな4年生選手2人をフォローする気持ちで、中盤とFWの選手までが
アップダウンを繰り返す。
この戦術を1日3試合行うだけの走力をこの冬に養おう。
アビエス流トータルフットボールで8人制サッカーの本質に迫ろう。
保育園巡回からの成果物である、5年生以下の大所帯を、
どのように育成していくかが、今後のチームに問われている。
キッズ担当コーチとしても、後に繋がる体制を求められている。
いよいよ盛り上がって来た女子サッカーを、地域レベルから一つ上のステージに
持ち上げて行く。我々コーチへの期待は高まるばかりだ。
冬のコーチへ変わっていく今。 ここにも課題を残してしまうなー。
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最後は、準優勝を微笑みで締めてくれた選手たち。
来週の波田カップを最後に、冬のコーチにシフトさせてもらうつもり。
マハルはどうするのかな。