スキーレーサー兼サッカーコーチ兼DBA: 2012年12月アーカイブ

今年の年末は、本当に寒暖の差が激しい。
我が家の今月の最低気温はマイナス17度。
28日は20cmの降雪。
しかし、昨日30日は終日雨。
折角の降雪も、かなり溶けてしまった。

アンデルマットは全面滑走可能だが、一部は地表が見えるほど
雪が薄くなってしまった。
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アルペンサポートの年末の日中+ナイターゲートは29日に日中SL、
ナイターGSを行ったものの、
前日の降雪で、大きな溝ができ、その下から固いバーンが顔を出す。
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そして30日は終日の雨、パンツまでびっしょ濡れでGS。
さすがにナイターゲートは雨で中止。

翌31日は、雨で固まった難しいコンディションで今年最後のGSトレーニングを、
用事が出来て帰京した川村コーチに代わって旅人君が担当。

これだけのコンディション変化だと、気持ち的に落ちて行ってしまいそうだが、
上手くいかない事が悔しい それだけで練習に通い続けた。

私は、クリスマス前後からの喉の痛みが咳となり、体力を奪われてしまって、
集中した練習が出来ないでいたが、
旅人君から、遅れていた今季の板の代わりに、2年前の板をプレゼントされた。
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ピストンプレート付の183cm。解放値MAX20.

「木島平なら、この板の方が絶対いいっすよ。」

そんな言葉に騙されて、半月先の大会に向けてWAX入れ始め。
あとは、なるべく早く体調戻して、この重たい板に慣れなきゃ。

4日のORCup出れるかな・・・?

恒例のエコーナイターゲート3連ちゃん。(GS-GS-SL)

初日は湿った雪がボサ付く中でのGS。
2日目からは、硬く締まったいわゆる速い雪が出来上がった。
しかし雪の厚みは未だ少なく、ショートポールでの対応。

2日目3日目は、SRJCからの参加もあり、総勢30名にも届きそうな勢い。
それでもバーンは硬く締まったまま。

アルペンサポート女子会のやかましいメンバー3名。
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私も、朝からGSで足慣らしをしたあと、ゲートトレ。
ナイターゲート前のフリーでは、右前のインエッジが甘く、左右を履き替えて急場凌ぎ。
1本目。いい感じだけど、調子にのって後半踏んでいるからラインが落ちる。
2本目はマハルの真似して腕を振り上げて切り返すと、そのままマキシマムを迎えてしまい、
外片が上がっていると指摘を受ける。
3本目。早めの切り替えを意識したがやはりラインは落とされるも、外片が下がったので、
安定して完走。
これでおしまい。 3本で十分。
あとは、デラ隊に専念。

3日目。午後のフリートレーニングのメニューはSL。
前を滑走する選手のラインをトレースする練習。
トップがきちんと使えないと、中々このラインに入ることが出来ないのは、
先日の熊の湯で確認済み。

そしてナイターゲートもSL。気温は遂にマイナス10度以下。
シーズン初めでこの気温には中々順応が難しいが、種目はSL。
手足は冷たくても、身体はしっかり温まるリフト1本分のSLゲート。

短いエッジングが出来るようになって、エッジングからエッジングで
ゲート間を飛ぶように滑走する。
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気になっていた、ダルベロのSLでのパフォーマンスも全く問題なし。
ロングポールでの対応に向け、あたり負けしない体幹が出来ているかが気になる所。

あと、10cmの厚みがあればロングポール行けそうだから、
今週の湿った雪に期待。

週末から火曜日まで、志賀高原でトレーニングの予定が、
ノロなのか、胃腸炎なのか、2日目の夜からDOWN。

普段は掛けてこない携帯が鳴るのはこんな時だけ。
急遽仕事をしながら(自宅から志賀まで(DoCoMoはVPN途切れること無し)迎えに行く。

一緒に練習していたチームの皆さんには、本当にご迷惑をお掛けしてすいません。

実際、病気になってしまったのは仕方が無いが、
きちんと対策をしていたわけではないので、これはいけない。

アスリートが集まり、アルペンスキーに同じベクトルで取り組んでいるわけだから、
良い結果を出すためには良い準備は欠かせない。
当たり前だけど、体調管理や用具の整備は、何をおいても行わなければいけない。
学校を休んで練習するのだから、勉強も大事。
それが当たり前のようになるように教える良い機会だと思う。

楽しい仲間と楽しいスキーをお泊りでするのだから、
小学生だと無理も無いのかもしれないが、
アスリートとして同じチームで高めあう、そこを常に忘れないで欲しいと思った。

楽しいだけでは、いつか 負けたときにも 「楽しかったから良かったな」 で
終わってしまった長女の中学時代のサッカーを教訓にしての考えだ。


さて、滑りはというと、相変わらずの順応さで、
今期初ゲートだというのに初日からきちんと対応してしまう。

昨年にくらべ、用具とフィジカルがマッチしている気がする。
用具に働きかける時間が長い。
週末の暖かさで緩んでしまったバーンに、88度にきちんとチューンした(注)
板は、噛んでしまって手こずっているようだが、
身体も良く動いているし、緩斜面への繋ぎも良いイメージが出来ている。

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注)昨年まで、ファイルをガイドに挟む方法が間違っていて、鈍角に研いで居た事が判明。
  どうりで、ボーダーカッターを使わなくてもエッジが削れたわけだ・・・。ひどい。
  よくあのエッジで対応していたものだ。。。あまり関係ないのかな?


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さて、本日より、私は大会週間に向けて禁酒を実行開始。
年末年始の飲む機会が多いから、休肝日じゃなくて、飲酒日を週1回程度とします。

それと同時にトレーニングもペースを上げて行きます。
今日もランニングと体幹トレーニング。
漬物石を本来の漬物用に使われてしまったので、自宅でのウエイトトレーニングが
出来なくなってしまったので、YCSにも通いたい。


明後日には、マハルも復活するだろうから、週末の開校式までにコンディションを上げよう。
そして維持しよう!。

毎年、学校の年末の保護者面談の日は半日で下校。
このタイミングを使って雪上練習を行うが、地元ではOPENしているスキー場が
限られていて、結構混雑している。

しかし今年はどのスキー場もしっかり雪が付いていて、お客さんが分散しているので、
夕方の終了前2時間程度ならスピードトレーニングも可能だろうと考え、170cmの板で
エコー第8でトレーニング。
ボードが多いエコーでも、スピード系のボードの方が多いので、安心して滑走できた。

まずは、度胸一発!直滑降を数本。
自分の滑走とターンのスピードの限界値を上げる。

それから、片足の高速ターン。
右足
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左足
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サッカーでも多くは右足を使っているので、やはり左足が今ひとつ。
スピードが高くても、きちんと膝を入れる事が大切。序所に修正していく。

そして総合滑走。
今年の163cmの板に履き替えて、SLのようにキュンキュン。
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週末は、いよいよゲート練習の予定。
昨年の遠征には遠く及ばない練習量だけど、
今年の方が遥かに乗れている気がするんだけど・・・気のせいかな。
板の性能に対して、フィジカルが合って来たと言う事だと思う。
あとは、グレステンが効いているかな。

多分、初ゲートも何の問題なくこなすと思う。


12月初旬とは思えない寒波がやってきた12月8日9日。
フリー滑走には申し分ないエコーの第8リフト1本分。
2日間で80本以上滑っただろう。

SRJCの選手の中には、
シーズンオフの陸上トレーニング等で、個々の運動能力の高さを確認出来ても、
雪上でのギャップに・・・ 何故だろう? 悩んだ昨シーズン。

今回、昼間の時間帯に2日間、計12時間かけて、
エッジの扱い方、スキーの特性、ポジションや加重方法などをコーチング。

頭で理解して、静止状態で身体で表現し、滑走で確認する。
これをひたすら繰り返す。
本当に時間を掛けて個人個人に伝えることが出来たと思う。


私たちコーチの伝え方が問題だ。 変わるべきはコーチ自身。


フリー滑走で出来ない事は、ゲート練習には持ち込まない。
それが出来るまでゲート練習はさせない。
ゲートで学ぶことはライン取り程度で、フリーで学ばせることが如何に多いのか。
シーズン中の練習のウエイトも、フリーに置くべきかもしれないと思った。

それほど、選手の伸びが著しい2日間の練習だった。

写真: SRJC雪上トレーニング@エコーバレー
アンデルマットの最上部からの滑走も可能でした。
この時期ありえねー。

しかし、今日はフリー滑走の大切さを実感しました。
やはり、ゲートだけでは速くなれませんね。
今日は6名。明日はもっと増える予定。

助っ人の貴晴も中々の滑りでしたね。
やっぱ、スキーは楽しいな。

2日目には、サッカーのマーカーを一般のお客さんの邪魔にならない場所に
2箇所置き、スタート用の2つのマーカーもセット。

スタートからの漕ぎの練習と、漕ぎながら1旗門目を通過し2旗門目への入り方も
練習した。

マハルの感想は、
この2つのマーカーだけで、ゲート練習もしっかり練習できたような気分だった。 そうだ。

恐らく、2旗門目以降のフリー滑走部分でも、そこにゲートがある事をしっかり
意識して滑走できているのだと思う。

1日目の午後は、兄と一緒に、第五の最上部から、ぼっこぼこの新雪を滑ったり、
やまねの姿を見つけて、林の中を追い掛け回したり、
(SLの板はそこそこ傷ついたけど・・・)

今年は南信でも雪が多そうだから、
ゲート練習はそこそこで、色んなシチュエーションを滑走させたいな。
ゲートより、滑走面の傷より、学ぶことの方がきっと多いだろうから・・・。

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