12月初旬とは思えない寒波がやってきた12月8日9日。
フリー滑走には申し分ないエコーの第8リフト1本分。
2日間で80本以上滑っただろう。
SRJCの選手の中には、
シーズンオフの陸上トレーニング等で、個々の運動能力の高さを確認出来ても、
雪上でのギャップに・・・ 何故だろう? 悩んだ昨シーズン。
今回、昼間の時間帯に2日間、計12時間かけて、
エッジの扱い方、スキーの特性、ポジションや加重方法などをコーチング。
頭で理解して、静止状態で身体で表現し、滑走で確認する。
これをひたすら繰り返す。
本当に時間を掛けて個人個人に伝えることが出来たと思う。
私たちコーチの伝え方が問題だ。 変わるべきはコーチ自身。
フリー滑走で出来ない事は、ゲート練習には持ち込まない。
それが出来るまでゲート練習はさせない。
ゲートで学ぶことはライン取り程度で、フリーで学ばせることが如何に多いのか。
シーズン中の練習のウエイトも、フリーに置くべきかもしれないと思った。
それほど、選手の伸びが著しい2日間の練習だった。
2日目には、サッカーのマーカーを一般のお客さんの邪魔にならない場所に
2箇所置き、スタート用の2つのマーカーもセット。
スタートからの漕ぎの練習と、漕ぎながら1旗門目を通過し2旗門目への入り方も
練習した。
マハルの感想は、
この2つのマーカーだけで、ゲート練習もしっかり練習できたような気分だった。 そうだ。
恐らく、2旗門目以降のフリー滑走部分でも、そこにゲートがある事をしっかり
意識して滑走できているのだと思う。
1日目の午後は、兄と一緒に、第五の最上部から、ぼっこぼこの新雪を滑ったり、
やまねの姿を見つけて、林の中を追い掛け回したり、
(SLの板はそこそこ傷ついたけど・・・)
今年は南信でも雪が多そうだから、
ゲート練習はそこそこで、色んなシチュエーションを滑走させたいな。
ゲートより、滑走面の傷より、学ぶことの方がきっと多いだろうから・・・。
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