2015年4月アーカイブ

上のカテゴリへ上がる事を意識する時期が来た。

小学校から中学への切り替えはチルドレンレースが同時に開催されたり
練習も27mmのポールで同じゲートに入れるので意識しなかったが。

高校からは新たな環境で(高校に所属し)練習及び大会に参加していくことに成る。

しかし、
これはあくまで学校のチームに所属する事にした場合で、
高校は普通にかよいつつ、別途練習環境を見つけ大会に参加していく道も有り得る。

今まで慣れ親しんだコーチの下で、カテゴリだけが変わって練習環境や
生活環境はそのまま というやり方。

長女の場合、サッカーという別のスポーツだが、
地元のクラブチームを離れ、東京の女子高校に進学した。
全て新しい環境でゼロから一人で積み上げた経験が
本人を人間的にも大きくさせた。
ターゲットのスポーツだけではなく人間形成として成功したと思っている。

マハルの場合、いずれ海外・世界を目指すのなら、
このタイミングの判断は非常に重要になると思われる。

親元を離れ一人で暮らし、
高校の部活で上下関係を経験する事も非常に大切だし、
新たなコーチとの出会いや、高校の名前を背負って皆で戦う経験も
選手として大きくさせてくれるはずだ。

だから、今のコーチも自分の元から離れる事を強く勧めるのだろう。

そこで、
今(中3の春)から、高校の選択を始めている。
まずは、私が評価項目の洗い出し。
それを親しい高校の先生にみてもらい他校に確認する土台としたい。

項目は多岐に渡る。

ともすれば、有名校やコーチの実績、友達の多さ等で選んでしまいがちだが、
実力があれば何処でも結果は出せるはず。

むしろ大切なのは、今ではなく、次のカテゴリを意識した
育成を考えてくれる高校かどうかや、
女性として難しい年代になる時期に、問題が起きた際に柔軟に対応できるかどうか
あたりが重要だと思っている。

しかし、本人は 「~ちゃんが居るから」 みたいに選んでしまうので、
本人も客観的に観てもわかりやすい評価表を作るつもりだ。

北海道まで確認に行くのは大変だから、
なるべくメールや電話で済ますつもりだけど。。
うまくいくかどうかな。





サッカーを辞めて1年以上。
オフシーズンのトレーニングが足りないかなと思ったのは
既にシーズン後半だった。

身長と体重の増加による滑走スピードに耐えられるフィジカルが伴っていない。
今シーズンのメインの板は176cmR23と150cmSL。
特に苦手なSLの滑りが全く安定しなかった。

シーズン初めの菅平グランプリでスイッチバック。
ターン前半をキチンとすればするほど破綻する可能性が増していく。

板が走って遅れるから後半にズラシのエッジングをして減速。
全中予選から全中、白馬SL辺りまでは見れたものでは無かった。

3月のJapan-Cupからは143cmに戻して上で踏む滑りの感覚を取り戻しつつあったが
未だ結果が伴わず、歯がゆい思いをしていたと思う。

クロスの練習に車山に行った際に平山さんにも、
「SLは今は未だいいから」 
「今は兎に角GSをしっかり練習すること」
と言われる。

全くその通りだが、そのGSも調子が上がらない。
全中予選の緩斜面+ソフトスノーでランキングが上げられず、
全中では、急斜面と荒れた斜面にビビッたらしく、
板を縦に入れられず、ラシクナイ滑りを2本繰り返してしまった。

ただ、緩斜面の繋ぎと緩斜面のラインの伸ばし方は素晴らしく、
エコーの練習環境の変化による物と思われた。
昨年までの斜面に加え、下のリフト1本分の緩斜面が効果的なのだろう。

セットや雪質にも泣かされた。
昨年、調子が上がった白馬のGSは、
まさかの縦セット+最小ゲート数で持ち味が出せない。
前走の高校生がR35で待ってしまうようなセット。
2本目は、
「最後の斜面の上から組める所は全部組め」
の指示通り、殆ど組んで来たが。。。

さかえ倶楽部の大会も、荒れたバーンでドローも悪く、
2本目で捲くには限界があった。

GSで勝てない。。

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ジュニアオリンピックに向け、ほおのき平でSLの練習をさせてもらった。
SLのゲート幅でフラッグを付け、
無駄な逆手をせず、
スキー操作を徹底的に見直す良い機会を持てた。
上で踏む。
雪煙が上に飛ぶいつものマハルの滑りが戻ってきた気がした。

そして、志賀高原ジャイアント。
ここは斜面が全て。
本当の技術が問われる。

GSは中間でコーチング。
立っているにはスキーを履くしかない氷の斜面。
久々に見る完璧な滑り。
R23でキレキレ。文句のつけようが無い。
しかしスピードが出すぎて緩斜面の前で溢れるミス。
2本目も完璧だったが、同じ場所で溢れてOUT。
ゴールは出来なかったが滑りは全く問題ない。

調子が上がってきたSLは、ドローも良く1番スタートでラップ。
タイムはぶっちぎり。
良く動いたが、未だ板の走りに対応し切れず遅れる場面が多く納得していない。
それでも、結果が欲しいらしく、
2本目は流して滑ったと言う。

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さて、ジュニオリ。
両種目とも調子は上がって来たが、
マダマダ本人は納得しない。
「スピードに耐えられるフィジカルが無いからだ」

ジュニオリ前から、筋力が少なく上げ易い部位を狙って、
腕立て、懸垂、握力アップを行う。
これにより、SLの当たり負けが減り、走った板に乗って行ける場面が増えてきた。


自身参加4回目のジュニアオリンピック@ほおのき平スキー場。
完璧なバーンによって、後半からの選手でも上位を狙って行ける。

GS。
スタートから、「あれっ」っと思ったが、予想通り。
中間ゲージにも到達せず。
スピードが出て溢れたゲートの次でアウトエッジが嚙んでOUT。
また、結果が出せない。

SL。
シリーズ戦のランキングは長野県最下位で出走順は111番。
それでもバーンが荒れないで持ってくれそうなので、
フリップに入る可能性を期待。
最近始めた、スタート前の腕立て伏せを忘れない。

結果は1本目12位でリバースに入り、2本目はコースラップ。
本人は納得しない滑りだったようだが、
ゲートに当たり負けない上体で足元が安定し始め、
しっかり撓ませて板が走る。
これがマハル。

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最後まで結果が伴わないシーズンだったが、
サッカーで言う所のクラムジーの時期。
周りで言うより本人は一番解っていて悔しいはず。
今は結果はいい。

シーズンオフのフィジカル強化を気長に行わせ、
近未来に訪れる結果が求められる年代に備えたいと思う。

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