エコーのアンデルマット上部からの貸切ナイターGSLトレーニング。
なまくらなエッジでは立って居られないほどの硬さと斜度。
ここからスタートして、スキーを縦に踏める勇気が私には残念ながらありません。
「コースクリアだぞ! 思い切って行け!」
の声に次々とスタートしていく選手たち。
ガンガン増してくるスピードと、降雪マシンが作り出す微妙な起伏に叩かれ飛ばされる。
これだけの斜度を縦に踏んでスピードが増した状態で、叩かれ飛ばされターン後半で
スキーを横にしてしまうと簡単に誤開放してしまう。
一度縦に踏んだら全てのターンを前半で終了させるようにするか、
開放値を上げるしかない。
本日初ゲートの私も中間地点から何度か入らせて貰ったが、
体軸を通じて伝わって来るGと、腹筋に掛かるねじれが半端ない。
トレーニングを行った者のみが感じえる世界だ。
2度目の転倒の後に、膝を打って小休止中、開放値を上げることを提案したが、
「必要無い」 と断られた。体重的に通常5の値を6に上げることのリスクと、
上で踏まなきゃ意味が無いと判断したのだろう。その選択は正しい。
後は、転倒で気持ちが引けなければ良いのだが。
それにしても、
前日のロイヤルのナイター練習に続き、昨晩のエコーのナイターGSL。
これだけの環境で練習できる事と、毎晩対応して下さる川村コーチに感謝し、
それぞれの目標に向かって一本一本大切にして欲しいと思う。
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