内足の効果

スキーの内足に例えた、技術だけでなくメンタル面の強化の成果が
早くも出ている。

北海道から帰って、初のK2レースとなる菅平のSL,GS。
全中会場となる尾瀬戸倉のGS,SL。
そして県中SL,GS。

一度も緊張しなかったらしい。

カテゴリが上がってK2の大会は、GS,SL全てが二本制となり、
緊張から開放される事無く、1日が経過しているはずだが。。。

共通していることは、常にあちこちに出没して友達と楽しそうに話している事。
友達は、同学年の女子だけでなく、中三の男子や、高校生、
果ては選手の保護者がスタートWAXを塗っている前にちょこんと座って話ししている。

レースが始まると、自分の順番ギリギリまで友達を大声で応援し、
自分の番が来るとスタートして行くだけ。

緊張している暇が無いのだろう。

前日の夜など、眠れなくなった事もある昨年と比べ、
今年は、LINEで延々とやっぱり話しているようで、
前日の緊張なんかも皆無。

ただ、県中GSの一本目は、応援しすぎて、自分の順番に遅れそうになり、
パニックになって旅人コーチに大笑いされながらスタートしたようで、
流石に滑りに集中を欠き、本来の滑りができなかった。
その辺りも改善していくんだろう。

スポーツマンのメンタル面への働きかけは、
自身サッカーのコーチとして大きな大会の引率時、
個々の気持ちを鼓舞して「指先にまで闘志を漲らせろ!」なんて言った事もあるけど、
そういえば長女の高校の試合は、大舞台になればなるほど、
ピッチ内に笑顔があった。それは、負けている時に尚際立った。

プレーヤーとしては、一流ではなかった長女が東京都高校選手権を取る事ができたのも、
そんな目に見えない力が働いていた可能性が大きい。

今回のマハルの振る舞いをみて、そこと繋がる部分を今この文章を書きながら
発見している自分だ。


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このページは、スキーレーサー兼サッカーコーチ兼DBAが2014年1月20日 11:42に書いたブログ記事です。

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