JOC2013(前半)

1年ぶりのかもい岳。
相変わらずの環境で全てについて満足できる大会だった。
環境とは、スキー場だけでなく、そこに数日間滞在するために必要な全ての要素。

「今年もここに来たなー!」 と思わせてくれる。
写真: 今年も素敵な斜面を用意して待っててくれました。
右に曲がりながら左足外足下がりのウエーブ2発
+緩斜面にも大きいの1つにナチュラル2つ。

豪雪が続いた北海道も、歌志内自身では例年と変わらない積雪量で、
大会開催には何の支障も無かった。

ただ、最近の暖気で雪面は緩んで、練習日には塩を入れて対応。
昨年より1週間遅い開催は、かもい岳でもコンディションを保てないのかと思えば、
大会日には、きちんとパックされた素晴らしいバーンが用意された。
DSCN7292.jpg

CBのスタート位置から見たCB,SLコース。

GSのスタート位置からCBのスタート位置まで降りてくる際、
横滑りで降りてくるスキーが全く引っかからない。 
信じられない感覚だが、「横滑り気持ちいい!」

写真には幾つものウェーブが見えるが、
平面である所は、きちっと平面。
ピステンプーリーが如何にきちんと掛けられているかを実感する事が出来た。


~~~~ 練習 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1日目の練習は、かもい岳レーシングに入れてもらい、
大会バーンにGSセットで練習。
下から見て一番左の急斜面、更に此処はウェーブも一番大きくなる所。
北海道のセッターで、細かいセットに加え、このウェーブで、
何人も飛ばされ、ウェーブの向こう側ではエッジが掛けられず滑落していく。
これほどまで、ウェーブの影響は強く出るのだ。
普段の練習でこんな環境を滑らせたいと思い、スキー場に掛け合っても、
一般のお客さんには危険という判断で中々作ってもらえない。
それが許されるかもい岳と、そこで練習出来るジュニアが羨ましい。

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2日目の練習では、長野県連と新潟県連の合同セットで練習。
その中、新潟の子で素晴らしい滑りをする小さな女の子を発見。
聞けば6年生で、関西から妙高に来たのだと言う。
マハルとこの子だけ別格の滑りをする。 
なんだか、マハルを小さくしたみたい。 よく似た動きのあるフォーム。


~~~~ 大会 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

大会初日はCB。天候は小雪。
バーンはそこそこ締まって来たが前日までの暖気で緩む可能性が高かった。
しかしマハル3番スタートと絶好の位置を貰った。
板は143cm、WAXは黒+白。スタートWAXはフォルクルのサービスを受け
TokoのWAXを入れて貰った。

DSCN7293.jpg

JOC2013 CB マハル3番スタート。
昨年と同様、最初の数旗門のSLはショートポール。
ここでリズムを取ってSLのロングポールに入る。
ショートと同じふり幅でも、ロングになるとゲートから離れてしまう所は修正が必要。
そしてGSパート。 斜面のウネリが牙を向く。

県連のコーチ一斉の 「さ(そ)行けー!」 の大きな掛け声に後押しされる。

緩斜面に入る変化の部分から始まるSLパートにGSのスピードを保ったまま突っ込み、
逆手で弾いて突入。
そこからのSLパートを、大会で使い慣れない逆手で対応する。
ずれる・・・。

そのまま、最後のGSパートを通過してゴール。 2位。
1位の地元ジュニアの子に負ける。
このまま2位かと思われたが、昨日注目した新潟の子に0.02で負け3位。

結果銅メダル。
DSCN7314.jpg
日の丸と五輪の入ったメダル。

北海道の選手の完成度の高さと、新潟のセンス抜群の選手の登場。
こうでなくっちゃ、つまらない。

明日は、GS。 一番高い所に上がれるか? 

続く・・・。


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このブログ記事について

このページは、スキーレーサー兼サッカーコーチ兼DBAが2013年4月 2日 10:17に書いたブログ記事です。

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