スキーとサッカーのコーチングについて

kこの時期になるといつも考えることがあります。
それは、サッカーのコーチングをスキーに持ち込むと言うこと。

勿論、競技が異なるので、練習方法は異なるのだけれど、
少年・少女にスポーツをコーチすると言う部分は同じ。

オフシーズン(このブログだとどっちがOFFかな)にサッカーを教えていた感覚で、
スキーシーズンのコーチと接すると、こりゃなんですか?って思うことばかり。

サッカーは、日本協会から僕ら末端のコーチに対して、徹底してコーチングの仕方を
教え込みます。コーチだけじゃなく、審判も、果てはサポーター(保護者)のあるべき姿まで。

それに対し、スキー連盟は、指導者の育成が遅れていて、好き勝手なコーチスタイルが
それぞれの経験だけで行われているに等しいと思います。

集合が遅れた子供を、怒鳴り上げるコーチ。
未だに、スタートハウスの横でタバコを吸うコーチ。
(息子からは、練習中にコーチが忘れたタバコを鳥に行かせたとも聞いた・・・)

練習スタイルでは、
・ゲートトレーニングばっかり
・基本練習も思いつき(その時の選手の課題に沿っていない)
・シンクロコーチングの不足(ゴールで伝えているけどね)
・M-T-Mの考え方の欠如(ゲートでだめなら、フリーをして、またゲート)

子供の成長(身体や精神)を理解しているのか?
・男の子と女の子の違い
・小学生と中学生の違い

基本練習の欠如
・滑走と言う日ごろからかけ離れた感覚だからこそ大事にすべきじゃ?

・・・

こんな事を考えると、まともに頼めるコーチっているのかな?
自分が勉強してコーチをしたほうがまし?

で、
今年は、色々チャレンジ。
まず、自分で基本練習のメニューを考えた。
次に、このメニューを課題毎に分類し、MTMで的確に該当メニューに戻れるようにする。
これらを、裏付けるために、外部コーチのメニューについて、その意味を都度確認する。

こんなこと、考えてます。   どうなることやら。

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このブログ記事について

このページは、スキーレーサー兼サッカーコーチ兼DBAが2010年11月19日 18:29に書いたブログ記事です。

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