谷回りの開始から最大傾斜線を越えた部分までスキーをしっかり踏む。

なんとこの大事な動作を貴晴に伝えていなかった。
5年生からカービングが出来るようになった経験の浅いレーサーだ。
今まで接したコーチからは、そう言われた事は無かったようだ。うそー。

気づいたきっかけは、千葉さんのキャンプに私が参加した時のコーチング。
私ではなく、別の受講生が注意されていた 「最大傾斜線を過ぎてからスキーを長く踏んでいる」の
言葉と、翌日の貴晴の滑りと、同じゲートを滑っていた貴晴より小さい子の滑りを比較してみた時に
もしかして・・・?

切り替えの "谷側への上体の移行" のあと、板を踏んでいるか? 
貴晴 「踏んでない」「何もしてない」  ・・・ あらら。

縦に踏む。 横に踏む。色んな言い方をするが、板を走らせる最も大切な要素。
「谷回りの開始から最大傾斜線を越えた部分までスキーをしっかり踏む。」

この意識で滑りは間違いなく変わるはず。
そこからは、未知の世界が見えてくる。
新しい事実も見えてくる。
対応する課題も増えるだろう。

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このページは、スキーレーサー兼サッカーコーチ兼DBAが2009年12月24日 21:12に書いたブログ記事です。

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