遠征中、R23でゲートに入ると、
「R23である事を意識してしまって上手くいかない」
だったらしい。
それでは、R23に慣れれば良いだろうと、徹底的にR23に乗らせた。
シュナルスタールから戻ってからエコーバレーが開くのを待ち、
平日の空いているゲレンデを使ってフリー滑走を重ねた。
GSの板だが、SLのように板を扱わせ、
・ザイドルッチェン
・ルボン
・フリースタイル風に回転
・思いっきりローテーション
・エッジを全く使わない大回転
・片足スキー
こんなメニューを終日×数日に渡り繰り返した。
その効果はテキメン。
ターン前半から板を撓ませ、SLのシュプールのようなターン弧を描き、
強弱が自在に扱えるようになった。
昔、私がスキーをならった会長が薦めてくれた、
ジョルジュジュベールのメニューが参考になったと思う。
本人も、
「こんなにフリーできちんと仕上げたのは初めて」 と言うから、
最近でも珍しく、時間をかけて取り組めたのだろう。
ゲートの中では得ることの出来ない感覚であり、しかも必須な要素を、
親としてコーチとして、急ぐことなくトレーニング出来た良い期間だった。
一緒にトレーニングしていた、サムライの西沢さんからも
「素晴らしいコーチングですね」 と言われ、嬉しいやら恥ずかしいやら。
サッカーで身に付けた声掛けの仕方と、
長女の時から幾分成長した親としての接し方に
多少自身を深めた1週間でもあった。
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今週からは志賀でフリー＋ゲート。
本人も迷った時の戻る位置を把握できているはずなので、
川村コーチに安心して任せて帰って来ました。
