20年間続いた渋谷のお客さんとの契約が満了した週末。
パソコンの入っていないリュックを背負って八ヶ岳周回自転車トレーニングに出かけた。
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携帯の着信に24時間365日神経を尖らせ続けた20年間。
携帯が圏外の場所には滞在できず、何処に行くにもパソコンと通信モジュール持参。
八ヶ岳の頂上直下や、槍ヶ岳の肩の小屋から、システム監視をした事もあった。
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パソコンの入っていないリュックの何と手軽な事だろう。
単に軽いだけではなく扱いも・・・。
何といっても、気持ちが緩やかだ。
ゆっくりと、本来の自分(どっちが本来か解らなくなっている)を取り戻そう!
さて、自転車トレーニング。
マハルのロード、長男の大学通学用のクロスバイクと、
25年落ちの私のMTB崩れのクロスバイク。
どうみても年齢と体力で不利なのだけど、
そこは気力と経験でカバー。
ただ、タイヤの太さによる転がり抵抗の違いは顕著で、
下りからの斜面変化で後ろから突かれ続けた。
実際、道が解らないから置いて行かれなかっただけで、
後半、「あー此処ジャン」 となってからは、先先に置いていかれ続ける。
途中で日没リタイアも考えられたが、
ライト点灯も、ポジション点滅程度の範囲で自宅に到着。
走行距離68Km
翌日と翌々日は、肩と太腿、腰から背中全体が張っていた。
そして、13-14イタリア遠征出発前日。
軽めのジョギングからSAQ。
遠征に向け、1月程度の駆け足の仕上げだったが、
目を見張るアジリティーの高さと体幹を見せ付けられた。
SAQのDVDに出てくるトレーナーでもあんなに早くラダー踏めないと思う。
楽しむ事が前提じゃないと中々本気に成らない奴だけど、
その気になった時は、本当に吸収の早い奴。
長い間続けてきた、トレーニングやゲームを自己管理で行う習慣で、
グレステンの滑走時など、今年は自分のパフォーマンスを
都度都度チェックしながらリトライ出来るように成ってきた。
ちょっと、遠征が楽しみになってきた。
イタリアやドイツ、フランスの同年代の選手の生の練習の滑りを、
再確認した時、2年前とは異なる感覚を覚えるだろう。
その感覚を自身の滑りで表現する事にトライして、
自分の将来の目標を再確認して欲しい。
最後に、親として、怪我の無い様に楽しんできて欲しい。
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