朝の気温が氷点下となった10月最後のオフトレ。
既に4回目の参加者に加え、今年最初の参加の選手も数名。
しかし、
選手やそれぞれの家庭にも事情があり、
シーズン前の限られた時間でも焦らずに一人一人声を掛け、
時間を掛けてコーチングする事で、
間違いなく個々のシーズンに向けた準備は出来上がっていく。
ボランティアで行っているコーチであっても、
接している選手の未来に手抜きは出来ないと思う気持ちが、
疲れや寒さに打ち勝てる間は、努力を続けたいと思う。
11月の寒さが、直ぐそこに感じられるグレステンスキー場。
夕方のゲート練習は、初心者の団体で台無しになってしまったけれど、
複数回の参加者は、冬に向けた様々な確認事項を
一つ一つ確かめる滑りの繰り返しを行う。
自分にストイックに成れって言っても解る年代ではなく、
退屈を感じさせないメニューの繰り出しと、褒める事を第一にした
コーチングを繰り返す。
芝生エリアでのトレーニングでは、
最近お気に入りで洗練されてきた感のある、
体幹を意識したSAQに夢中になる選手たち。
スキーの形や、滑走を意識しすぎる陸トレは、
この年代の選手たちには、あまり面白みの無い、
コーチの独りよがり的な物に感じ始め、
多くの運動に共通し、皆が楽しんで出来るメニューを
大切にしていこうと思う。
来週もガンバロー。