シーズンも終盤に差し掛かり、ランキングやポイントの気になるレースが続く。
上位選手の場合、スタート前のプレッシャーは高まるばかりだろう。
他の選手のタイムや調子も気になるかもしれない。
しかし、良く考えて見ればアルペンスキーの場合、必ず自分ひとりで滑走する訳で
他と幾ら比べても仕方が無い。
結局は自分との戦い。 まずは、そこに戻る事。
その上で、自分の支えとなるのは、
「あの練習環境に比べたら」 とか、「あの斜面を滑って練習してきているんだから」とか、
「あの寒さでも頑張って練習してきているんだから」 等
自分に対する 「準備は完璧だ!」 の思い込み。
トップの画像のエコーアンデルマット。
斜度の恐怖、スピードの恐怖、圧倒的な寒さ。
これ以上のメンタルトレーニングも他に無い。
(車山のFISレース用に、Volklチームが練習して行くんだからね)
昨晩のエコーの練習には、NHK杯1位の女の子も参加。
最初は、恐怖でビビッていたみたいだけど、
さすがに、段々慣れて来て、素晴らしい滑りを見せてくれたようだ。
「斜面が教えてくれる」 は、 「斜面が鍛えてくれる」 でもある。
早速、仲良くなって沢山お話もしたようで、「じゃーさかえでね」と
こちらも、メンタルにプラス。
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