スキーレーサー兼サッカーコーチ兼DBA: 2014年4月アーカイブ

ジュニオリ前に、この所毎年恒例のシーズン疲れによる腰痛に悩まされる。
北海道に渡る1週間前から滑走を控え、サッカーやランニング、ストレッチ等を
繰り返し行った。

しかし、かもい岳に入って一本目のフリーで、
「緩斜面のクローチングが痛くて組めない」
と連絡が入る。

ここから、県連と温泉ホテルに掛け合って、何とか宿泊を許可してもらい、
腰のケアの為に、三度北海道に行く事になった。(ちょっと嬉しい)

腰痛は、完全に疲労の蓄積によるものだが、
主な原因は股関節の柔軟性が損なわれる事で引き起こされているようだった。

太腿から、背骨に掛けての各筋肉が硬直し、何処を触っても悲鳴を上げる状態だった。
大会前日に現地に入ってから、繰り返し行われるマッサージやストレッチ。

中でも、仰向けになって、片足を持ち、上下に振って股関節を緩め、
力を入れて上下させる足を支える処置が効果が高く、
アップポールから大会の合間にも絶えず行った。

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その効果もあったのだろう、前日のトレーニングでは、漸くゲートに2本だけ入れる程に
回復してきた。
しかし、SLは10日以上ゲート練習もしないまま、本番を迎える事になる。

大会結果は、SLは片反。
GSは一本目の緩斜面で大きなミスをし、2本目で挽回するも14位の成績に留まった。

少し残念な結果になってしまったが、
SLは攻めた結果だし、GSはミスが無ければ表彰台も狙えた。

それより何より、
腰痛も克服する方法が見つかったし、
日々のトレーニング後の身体のケアの重要性も学んだし、
今後に繋がる大きな収穫と割り切りたい。

このあとの、バルディゼール大会で、海外の選手との違いや差を確認して、
来季に向けたモチベーションを付けてほしいものだ。

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