私がサッカー協会で10年以上関わってきた選手育成方針は、
「普及」と「底辺の拡大」
特に女子サッカーに注力する期間が長かったため、男子中心のサッカーの世界に
如何に女子の選手を増やしていくか 「普及」 を常に意識していた。
更に、市の保育課との関わりを持った時期があった事から、
保育園サッカー巡回を中心とした 「底辺拡大」も自身の役割として意識している。
この2つの意識を、スキーにも持ち込んで、活動をしてきた。
減少するスキー人口と、地元スキージュニアの減少は同じ流れと単に割り切らず、
考えのある大人が機会を提供する事で、ジュニアチームの人数を維持してきた。
しかし、いわゆる底辺は拡大できず、当然ピークも高めて行く事はできていない。
実際運動能力のある選手を、一本釣りしてスキーをやらせたほうがどんだけ
手っ取り早いかわからない。
今回、お話を頂いた方は、この点を理解した上で、
「出来る子を伸ばす」
「出来る子の能力を最大限発揮させる事の出来るインフラの充実」
ここに取り組んでおられた。
先週、ご自宅のある信濃町へ伺う機会あり、じっくりこの点のお話を伺う事ができました。
じっくりお話を伺った、低音サウナ。
薪をくべて、サウナ石を加熱し、水を掛けて蒸気を出し、
くそ暑いサウナルームで、冬のスキーの話をするのは、中々面白い体験。
1時間以上、汗とスキーの思う所を吐き出した。
一発勝負で、失敗のリカバリが、いろんな意味で難しい
育成成年代のスキーレースの環境を、
楽しく、
競い合い、
支えあい、
お互いをリスペクトして
一緒に高いレベルを目指して行ける環境作り。
そんな取り組みのベースが信濃町にありました。
どれだけ、協力をしていけるか解りませんが、
底辺拡大が難しいスキー界でトップを伸ばしていく取り組みに共感しました。
一昨年の志賀少年で感じたお子さんのオープンマインドさは、
こんな所から生まれてくるのですね。
こんな事も体験できました。 サッカーの練習場所を作成中らしい^^;
これは要らないか^^;
オフシーズンは定期的に伺う予定です。
ちょっと遠いけど、頑張って送るだけの意味が確実にあります。
同じ取り組みを蓼科開催も計画して行ければと思います。