2011-12 ROC 終了

雪不足の影響で、いつものコースから更に緩斜面となり距離も短くなったROC11-12。



シーズン最初の大会で、様々な準備と、個人戦独特の緊張感を2日間で4回経験させて貰える
とても貴重な大会。
練習不足でいきなりの大会は・・・という懸念は勿論付きまとうが、
そこは割り切ってプラスの部分を受け止めたい所。

マハルは今年から、自ら立てた短期と長期の目標に沿って、
WAX以外の、アップから、インスペクション。大会と、ダウンまで、全てを自分で
マネージメントさせてみることにした。

勿論、状況的に判断が難しいようなシチュエーションになった場合のアドバイスや、
ヒントは与えていくが、基本は自分で考えて行動していく。
レース中に一々指示を送ることは出来ないし、変化する状況に自分で判断する事の大切さは
ピッチ内の選手の時と同じだと思うからだ。

さて、今回の勝負の分かれ目は、WAX<内足<ライン<体重



雪温はあまり低く無かったが、雪量の少なさと滑走人数の多さから、
人口降雪機による硬いバーン作成となり、
スタート付近のWAXの設定は、コース内ではあまり意味を持たないようだった。

最初の3旗門位から全て組めてしまう様な振り幅で、斜面の変化もゲートの変化も
殆ど無いため、両足の加重配分がバランス良く、外足だけの強いエッジングが少ない
選手も上位に行く。

大会に慣れ、勝ちなれている選手は、ゴールまでのラインの繋ぎ方が効率良く、
無駄な切り上げが少ない。(巻かない) 

体重は、この年代でのフィジカルの違いは仕方が無い。

・・・・・

今回学んだ事は、ラインコントロールだろう。1日目が終了後、「明日はもっと直線的に行く」
と言っていた。
しかし、練習であれだけ高いラインと早い捕らえを意識していたら、
そうそう試合で変えられるものではないようだ。翌日も上位の誰より高いラインで滑っている。

しかし、どんな大会でも、緩斜面や振りの少ない局面は組み込まれているので、
そこでのラインコントロールを身につけるよう指示した。

内足の利用については、
コーチが外足重視を徹底しているので、ここは相変わらずこのままだろう。
でも内足の同調だけはもう少し必要なのと、
ゲート脇でのスケーティングの様な、交互操作的なスキーの使い方は
マスターしておいて損は無いと思う。

次回大会はORC(岡田利修カップ)。
次回も同じようなバーンとなるだろうが、
今回の課題を受け止め、各目標に繋げて行って欲しい。

1日目
2日目


ps.
ORCは、自分もGSLだけは出ようかな?
でも、カテゴリは一般でひとククリか・・・。
ドベ間違い無しかな。でも試合感を戻さなきゃ。その前に練習しなきゃ・・・。
その前にワンピ着れるか^^; スキーは・・・・。






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このページは、スキーレーサー兼サッカーコーチ兼DBAが2011年12月12日 10:19に書いたブログ記事です。

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