スキーレーサー兼サッカーコーチ兼DBA: 2010年6月アーカイブ

中体連諏訪大会が終了した。
結果は2位トーナメント初戦敗退。南信大会進出できず。

「細胞の1つ1つまで闘志を漲らせる!」

私のリクエストにしっかりと答えでくれた選手たち。
ベストゲームは初日の岡谷西部戦だと思う。

大会準優勝の岡西に対し、前半1-2。
茅野北は縦への突破を効率良く繰り返したが、ぎりぎりの所でクリアされ続けた。

FWとMFの献身的な守備の意識から、中々前を向いてプレーをさせてもらえない相手10番。
だれが、ボランチ2人は2年生だと思うだろうか。

そんな状況からも、後半に入ると、ピンポイントで柔らかいクロスを供給する10番に
セットプレーも含めてやられてしまい、完敗ではあった。

初日の2試合目は、自分たちのサッカーを確かめ、精度を上げる事に注力した。
4-0の勝利だが、個人個人が自分の役割をきちんとこなし、翌日の2位トーナメントに繋がる
ゲームが出来た。

2日目。
結果は1-4。
ゲームの内容でみれば、完敗。
しかし、その状況になったのは、相手のキック力。しっかり組み立てて相手の裏を狙おうとする
北部に対し、どこからでも、一発でこちらの背後に放り込むキック力を持った諏訪南。
MFが身体を張って奪い取り、基点を経由して前線に供給する動作を繰り返す。

しかし、小さなミスや、きちんと蹴れない部分から相手にボールを取られ、あっという間に
背後に出され、俊足のサイドが味方SBを切り崩す。

蹴る力を持った上で、パスを回し、ビルドアップする事の重要性を再認識した。

これで3年生は部活は引退。
諏訪リーグだけは続けるようなので、是非全勝で2部リークを勝ち上がり、1部昇格を決め手から
引退して欲しい。やはり、1部でやることが今後のチームにも必要なのだ。

私の社会体育の担当もそろそろ幕引きだろう。
この中体連で、にわかコーチが出来ること、出来ない事が良くわかった。
冬場にピッチを離れ、バーンでコーチをする2足のわらじ状態では選手に失礼だと思った。
実力のある選手、可能性のある選手の能力を伸ばしてやるのに、
これ以上のレベルのサッカーは腰掛仕事ではだめだと思った。

良いコーチが見つかる事を願う。



北部中学校は、なんと今シーズン初公式戦。
しかも、練習試合はアビエスのU-18(女子)と一回やっただけ・・・。

湖東FC時代からの選手が多いので、個々の能力や役割は明確ではある。
でも、冬場は殆どボールを触っていないし、走れてもいない。

そんな練習量と僅かな練習試合で、チームが作れるわけが無いのだけれど・・・

勝ってしまった。

理由は、床爪(文京学院高校監督)のパクリ。
まず、守備から入る事。
(攻撃は必ずリスクを生む。リスクを抱えて守備が出来る実力は無いから。)

そして、ボールを奪ったら、相手コーナーフラッグに蹴る事。(まーサイドから攻撃するって事ですね)

今の北部中には3人の俊足が居る。
この3人は、前を向かせてゴールに迫れば、強力なシュートもある。

・・・

やっているサッカーは実に単純。

でも、実は単純にプレーするには、個々の能力とチームの連携が必須なのだけれど、
(チーム連携は床爪流。内容は秘密)

この連携ができているお陰で、繰り返し同じリズムで攻め・守る事が出来た。

課題は、3人の俊足を均等に使うこと。
疲れてしまうし、DFにも読まれやすい(まー読まれても追いつけないけどね)

あと、DFはヘディングをもっとしっかりすること。
全員がグラウンダーでのパスの意識。
カウンターを警戒した相手に対する攻め方の練習。

これくらいかな。


僅かな試合数でここまでチーム連携がとれた事に驚きつつ、
更に強固なものにする事を意識させ、

みんなで 「サッカーを楽しみ」 結果として1つでも多く勝てればと思う。




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